ミュージカル『女の友情と筋肉 THE MUSICAL』(演出:村上大樹)公開ゲネプロが16日、東京・品川プリンスホテル ステラボールで開かれアイドルグループ『ふぉ~ゆ~』福田悠太、ジャニーズJr.・冨岡健翔、俳優・青柳塁斗、『乃木坂46』佐藤璃果、吉田広大、平野潤也、森田桐矢、廣瀬智紀、加藤啓、山崎樹範、貴城けいらが熱演を披露した。
漫画家・KANA氏原作の人気4コマ漫画が原作。コミックスも刊行され、これまでに8巻が発刊され累計製造部数は54万2000部を超えている作品。ちょっぴり(?)マッスルだけど、とても優しい女の子たち“イオリ、ユイ、マユ”の3人が恋に、仕事に、筋トレに全力でぶつかっていく姿を描いている。
ゲネプロでは、“筋肉は裏切らない”が斜め上をいく展開が連発。思わず噴き出してしまう関係者が続出する賑やかなものに。それでいて、伸びのある歌唱やアクションなども、しっかりと“仕上がっている”様子を見せていた。
その後、取材会が開催。佐藤は本作オリジナルキャラクターでジム初心者の女の子・手塚アンリ役を演じ、ゲネプロではアクションシーンも披露。佐藤としては「初舞台で、お話を受けたときに、結構“ぶっ飛ばれている”というのが初めてで(笑)。アクションも歌もあって盛りだくさんで、嬉しい気持ちと同時に不安な気持ちもありました」と、ちょっぴり不安もあったそうだが、「温かいカンパニーで、最後まで全力で駆け抜けられたら」と、周囲に支えられたと感謝。
一方、貴城は「個性的なキャラクターだらけで私も負けないようにしっかりアクションをしたいと思います。久しぶりの男役ですけど長年いろんな男性を宝塚で演じてきましたが、めっちゃ初めてで戸惑いも多いですけど、みなさんと楽しく頑張りたいと思います!」と、意気込みを。
そんな貴城にけいこ場の様子はどうだったか質問が飛ぶと、「最初は何が起こっているのか訳が分からなくて。自分が出てくるところもどうしたらいいのかと思っていたんです。けど、やっていくうちに普通になってきて、どんどん脳が麻痺して(笑)」と、変化していったのだとか。さらに、“イオリ、ユイ、マユ”の3人には女性として見習うところもあるそうで「女子に戻ったら女子として見習おうって」とも語っていた。
ミュージカル『女の友情と筋肉 THE MUSICAL』東京公演は16日から25日まで品川プリンスホテル ステラボールにて、大阪公演は10月1、2日にCOOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて上演予定!