アイドルグループ『嵐』の相葉雅紀(39)が20日、都内で主演映画『“それ”がいる森』(監督:中田秀夫/配給:松竹)公開直前イベントを俳優・松本穂香(25)、『パンサー』尾形貴弘(45)、タレント・島田秀平(44)とともに開催した。
本作はホラー映画『リング』、『事故物件 恐い間取り』などを手掛ける中田監督がメガホンをとった作品。不可解な怪奇現象が多発するという実在の森を舞台に、 実際に数々の“それ”を見たという目撃情報をベースに、主人公で田舎で農家を営む・田中淳一(相葉)らが得体の知れない“それ”に遭遇するという未知の恐怖を描いた、新時代のホラーエンターテインメントとなっている。果たして、“それ”の正体とは――?
ホラー作品ということで、今回のイベントでは怪談師として知られる島田をゲストに一夜限りの怪談ライブとして展開。そのため、会場は、不気味にライトアップされた薄暗い森の中といった雰囲気が漂う。この景色に相葉は、「気味が悪いところに来て頂きありがとうございます」と、報道陣にお礼しつつ、ロケ地の森と比べて、「おしゃれな森ですよ。撮影した森は走り回るのが難しいですし」と、比べる。
怪談へ「得意じゃないのであまり怪談は聞かないですけど、穂香ちゃんは好きですよね」という相葉。
いよいよ島田から怪談が繰り出されることとなり話が進むごとに相葉の表情の硬さも増していく。ロケ先で肩が重くなり、その後、霊媒師から憑いていると言われたそうだが、いまだに肩が重いとオチをつける島田に、相葉も最後は首をブルブル震わせ「なんか分からないけど肩こってきたかも」と、震え上がるとともに、島田の語り口のうまさに「息を入れるタイミングとか、技がずるいですよ」と感心する様子も。
続けて、尾形も怪談話を披露したが、こちらは熱が入る尾形に対して、アクリルパネルを超えていることの方が気になったという相葉がツッコミを入れていた。
イベント後半には五・七・五の“ホラー川柳”に挑戦。『二人部屋 会話の相手は 三人目』とした相葉は、イタリアのホテルで「心霊スポットを昔めぐらされていたんですよ。それで、イタリアで見に行くというもので」との体験と前フリしつつ、「櫻井(翔)くんと2人部屋で僕がシャワーを使ってる時に、櫻井くんがシャワーを使っている僕に対してなにかの声をかけてきたんです。でも、それが、シャワーの音もあってよく聴こえなくて。“あとで行くから”みたいなんですけど、よくは聴こえないんです。わかったわかったと返してて、シャワーを出て聞いてみたら、『話しかけてないよ』と言われて。えっ、誰に話しかけれたんだろうって」と、エピソードを披露。
さらに、相葉、松本、尾形のエピソードから1つ優秀作を選出することとなったが、「情景が短い中で浮かんで鳥肌がたつということで相葉さんで」と告げると、相葉もこれには「嬉しいです」と、ニッコリだった。
そしてあらためて作品へ、「怖いだけではなくて、ヒューマン的なものも描かれていますので体験してください!」と、メッセージを寄せていた。
映画『“それ”がいる森』は30日より全国ロードショー予定!
※相葉雅紀過去記事
・相葉雅紀 現場で「怖すぎて意識が飛んで」バタン!嵐メンバーは
・相葉雅紀12年ぶり舞台主演発表で「全身全霊をかけて」!脚本担当の金子ありさ氏「『陽』の輪郭のある方こそ、その奥の『陰』が描けるのではないか」【相葉らコメント全文】
・相葉雅紀 東京海上日動火災保険株式会社「My Marines」シリーズ新CMで幅広い事業内容学ぶ!大切にしているのは「前向きになれるような音楽を聴いて取り組む」【インタ部分全文】