『新しい地図』香取慎吾が24日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで主演映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』(監督:市井昌秀/配給:キノフィルムズ/木下グループ)公開記念あいさつイベントを岸井ゆきの、市井監督、チャーリー役を演じたフクロウ・マルちゃんとともに開いた。
市井監督のオリジナル脚本。作品は結婚4年目を迎える田村裕次郎(香取)と日和(岸井)夫婦の物語。表向きは仲良し夫婦の2人だったが、日和がこっそり投稿していたSNS『旦那デスノート』をきっかけに、少しずつ小さなすれ違いがつまびらかになっていく。2人にとって大切な関係を取り戻そうとする姿がコメディタッチで描かれる。
香取は、チャーリーのぬいぐるみを胸元に抱いて登場。「きょうは雨が降っていて、毎週のように台風が来ているなか、こんなに多くの人が劇場に来て頂いて」と、客席を見回し万感といった様子を見せると、「撮影は1年前ですが、その前にお話がありました。コロナ禍で撮影の日にちが伸びたりとか、エンターテインメントが下を向いてしまう時間もあって。自分のこの映画だけではなく劇場で映画を観ること回数も減ってしまって。でも、みんなでちょっとずつ頑張った結果で、公開を迎えられて、マスコミの方もたくさん来てくれていて、本当に嬉しいです」と、公開へ思いの丈を語りつつ、「映画公開されました!嬉しいです!!」と、笑みを浮かべる。
イベントではチャーリーのぬいぐるみに愛着ある?と司会が振ると、「きょう3回目なんでそこまでの愛着は……(笑)」と素直に話して沸かせたり、岸井からは「圧倒的な香取慎吾」扱いをされるほどで、その魅力を“岸井ワールド全開”で熱弁していたものの首を傾げる観客も続出となり香取も「全く分からない」と、すまなそうに話していた。
さらに岸井はフィルムカメラで撮るのが好きだそうだが、香取には“圧倒的な香取慎吾”のため気後れしてしまいなかなかカメラを向けられなかったそうだが、「他の共演者と撮っているときに、気を使って入ってくれたことがあって」と、その際には嬉しかったのだとか。一方、香取としては岸井が撮影しているのを見て、「なんで俺にはあんまり言ってくれないのかなと思ってら、言いづらかったみたいで。いつのまにか、気楽にそういういうように言えるような人じゃなくなっているのが、ちょっと寂しくて」と心情を吐露。
岸井はフォローとして「行ったら気持ち良く応じてくれるのはわかっているんですけど、“圧倒的な香取慎吾”さんに怖気づいちゃって」と話すと、香取も「こういう舞台じゃないときにも『写真撮ってるの!?』って言った方がいいのかも。あまり言えない方だったので」と、気持ちも変わったようだった。
映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』は公開中!
※イベント別記事
・香取慎吾「犬チャリ」イベでフクロウにビクッ!自身は「破壊王」
※香取慎吾過去記事
・稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾2020パラ1周年イベED生歌唱
・香取慎吾へ「無視してんじゃねえ!」など髙橋ひかる&シソンヌからキレながら褒められる!?BASE新CMでつられて笑ってテイク重なり「もう絶対笑わない!」
・香取慎吾「凪待ち」舞台挨拶で噛みしめるように「幸せ」を繰り返す!音尾琢真 白石和彌監督と“つよぽん”&“稲垣さん”に会場爆笑