声優・伊達さゆりが28日、東京・SHIBUYA TSUTAYAで1st写真集『あしあと』(KADOKAWA)発売記念イベントを前に報道陣の取材に応じた。
『ラブライブ!スーパースター!!』澁谷かのん役、同作品のスクールアイドルグループ『Liella!』のメンバーとしても活動していることで知られる伊達。本作では、彼女にとって初の沖縄・石垣島、地元・宮城でロケを敢行したといい、19歳の彼女の煌めく瞬間が切り取られたものとなっている。発売が発表されてからの反響で発売前重版がかかるほどのものとなっている。
発売へ「すごく嬉しいです。発売を聞いたときは慣れていないということもあって、どういう表情したらいいのかなとか不安もあったんです。でも、場所やお衣装が決まってから、実感が湧いてきて不安がなくなっていって。不安だったのは実感が湧いてなかったのかなって感じたりして」と、心情を。
撮影は沖縄と故郷の宮城県で。沖縄の方は「人生初の沖縄でもあって、旅行に来たというか撮影というものを忘れていたというか」とはしゃいだそうだが、表情としては「自然とあふれ出る笑顔も多かったんですけど、大人っぽいお写真も撮ることができて」と、ニッコリ。
一方の宮城では、「宮城に決まったときは、自分の中でどういうた表情をしたらいいか分からなくて」と、身近だからこその戸惑いもあったようだが、「縁のある場所だったり、オーディショに向かう途中の場所でもあったので。梅雨時期だったので雨とぶつかりながら撮らせてもらっていました。ハプニングもあったのですが、新鮮味があったなって思いました」とのことだった。
ちなみに、お気に入りは沖縄・竹富島でのカット。「色というかすべての植物の彩度が高くて華やかで。背景がほぼほぼピンク色というわけですけど、ところどころ写真集の中のお写真で笑顔で写っているもので、1番自然だったような気がして。撮影のカットは覚えているんですけど、このカットだけなんでこんなに笑っていたかというのが、わからなくて。とっても自然な笑顔というのがわかるくらい、出ていたのかなと思って」と、意識してない部分が出ているようだった。
タイトルの『あしあと』へは「かなり深い意味を込めさせて頂いているんです。ひらがなにした理由として、ひらがなの方が幼さも出るのかなって思って。宮城県から上京してからいろんなことが目まぐるしく起こって、生活が180度変わったんです。自分がなりたかったものになれたにもかかわらず、不安だったり戸惑いを感じることが多くなっていって。上京してから前ばっかり向いていた日々がほとんどだったので、それじゃちょっと疲れちゃうなと思ったんです。そこで、ちょっと振り返って、こういうことがあったなって、悩んでいた時期とかも、マイナスな面もプラスな面も振り返って、私にはちょうどいいんだろうなって感じて。それに気づけたのもこのお仕事をさせて頂いているからなのかなって思って。ちょっと振り返ってみることでしか自分の足跡はみれないのかなって。これからも後ろばかりじゃなくて、前を向いて新しい残る足跡をつけたいなって思って」と、想いをとうとうと語りつつ、聴き入る報道陣を気遣ってか、「沖縄の砂浜にビックリするくらい足跡ってつくんだなって思って。そういう意味でもつけました」と、明るく話して場内を沸かせていた。
また、写真集には「応援してくださる方ともポーズを決めているのでみなさんと作った1冊というのを読んで頂く方に伝わっていたらと思います」と、込めた思いも語っていた。
出来の点数を尋ねると少々戸惑いも見せていたが、「髪型や風景すべてがギュッと詰まっていますし、単位はわからないですけど満点以上だと思います……100点満点なら1000点だと思います!」と、大きくつけて笑顔をみせ、この後のファンとのイベントに向かっていった。
写真集『あしあと』は全112ページA4変型で3300円(税込)で発売中!
※会見別記事
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