アイドルグループ『嵐』の相葉雅紀(39)が29日、東京・丸の内ピカデリーで主演映画『“それ”がいる森』(監督:中田秀夫/配給:松竹)公開前夜祭を俳優・松本穂香(25)、上原剣心(12)、江口のりこ(42)、中田監督(61)とともに開催した。
本作はホラー映画『リング』、『事故物件 恐い間取り』などを手掛ける中田監督がメガホンをとった作品。不可解な怪奇現象が多発するという実在の森を舞台に、 実際に数々の“それ”を見たという目撃情報をベースに、主人公で田舎で農家を営む・田中淳一(相葉)らが得体の知れない“それ”に遭遇するという未知の恐怖を描いた、新時代のホラーエンターテインメントとなっている。果たして、“それ”の正体とは――?
相葉は観客たちを見回し、「これまで“それもり”のイベントをしてきましたが、みなさんの前でやれるイベントは、きょうが初めてですのでよろしくお願いします」と、感慨深げ。
作品にちなんで、共演者たちが見つけた相葉の未知の一面はという質問が。松本は「まだ見つけられてないような……」と苦笑いだったが、「母が『嵐』が好きで、相葉ちゃんってこういう人なんだろうなって。いい意味でイメージが変わらなくて。カメラが回ってない、裏でも優しくていつも元気で……」というと、相葉は「そういうとおバカさんみたいな感じに聞こえるって!」と、ツッコミを入れることに。これに、松本は焦りながら「良いテンションの元気ですよ。みんなが思っている以上に素敵な方だなって思います」とのことだった。
続けて江口は、「相葉くんはそのままですよね。相変わらずお茶目で大らかで。でも、現場では割と、相葉くんも大人かと思いました。それは、お茶目だけじゃないぞというか。ちゃんと人の言うことを聞いてるし、当たり前だけど。監督からの指示があったときには、とりあえずやってみようという相葉くんが好きです」とのこと。
上原は「向かい合って食事をしていたときに、(相葉の体の線が)細いじゃないですか。だから、食べるのが遅いイメージがあったんですけど、思った以上に早食いで。シチューとかいろんなン食べ物があって、それをどんどん食べていって」と、スピードが早かったそうだが、それは撮影中のことだそうで、中田監督が「そういう場面でセリフ言わないといけないからだよ」と言ったが、上原は「それでもですよ!」と押し切り、相葉もこれには、「監督に刃向かわない、刃向かわない」と、さりげなくフォローしていた。
中田監督からは「セットで森を組んでいるのですが、それだけで待ち時間がかかるんです。そのときに、相葉くんが銅像のように固まって、本を読んでいるのを目撃して、何読んでるんだろうって思って」と感心したそうで、相葉は「合間に小説を読んでるんです。移動中とかも本を読むことが多いですね」と、休憩中や移動中のルーティンも明かしていた。
ほかにも、相葉は撮影現場で普段は温厚な中田監督が1度だけスタッフと熱くなって「俺がOKといったらOKなんだよ!」と強く言っているのを目撃したといい、相葉は上原と「あれ怖かったよな」とうなずきあいつつ、「締めるところは締めるんだなって」と、震え上がったエピソードを披露していた。
そして、相葉から「上映前ですけどビビったりしてませんか?でも大丈夫です。ホラーエンターテインメントなんで!怖くて楽しいんです。どうしても怖かったら、最悪、隣の人の袖を借りて持っていれば絶対に楽しめると思うんで!」と、アピールしていた。
その後、明日から公開ということで“封切り”のテープカットを敢行し「ついに“それ”の恐怖の幕開けです!いよいよ解禁です!」と、テープを切って初日へ向けて祝った。
映画『“それ”がいる森』は30日より全国ロードショー予定!
※相葉雅紀過去記事
・相葉雅紀 現場で「怖すぎて意識が飛んで」バタン!嵐メンバーは
・相葉雅紀12年ぶり舞台主演発表で「全身全霊をかけて」!脚本担当の金子ありさ氏「『陽』の輪郭のある方こそ、その奥の『陰』が描けるのではないか」【相葉らコメント全文】
・相葉雅紀 東京海上日動火災保険株式会社「My Marines」シリーズ新CMで幅広い事業内容学ぶ!大切にしているのは「前向きになれるような音楽を聴いて取り組む」【インタ部分全文】