2023年3月に帝国劇場で上演予定のミュージカル『SPY×FAMILY』。本作のメインキャストとロイド、ヨルの扮装したビジュアルが30日、お披露目となった。
遠藤達哉原作(集英社「少年ジャンプ+」連載中)による累計発行部数2500万部突破の人気コミックが原作となっている。クリエイティブスタッフとして、脚本・作詞・演出はG2(ミュージカル『マイ・フェア・レディ』ほか)、作曲・編曲・音楽監督は、かみむら周平が手掛けることも合わせて決定している。なお、アーニャ役は子役オーデイションを実施中となる。
凄腕スパイでコードネーム“黄昏(たそがれ)”と呼ばれているロイド・フォージャー役に森崎ウィンと鈴木拡樹のWキャスト。
殺し屋でコードネーム“いばら姫”のヨル・フォージャー役を唯月ふうかと『日向坂46』佐々木美玲のWキャスト。
姉のヨルを溺愛する、東国の秘密警察のユーリ・ブライア役に岡宮来夢と『円神』瀧澤翼のWキャスト。
“黄昏”の後輩スパイでコードネーム“夜帷(とばり)”のフィオナ・フロスト役に山口乃々華。
“黄昏”に協力する情報屋のフランキー・フランクリン役に木内健人。
アーニャが入学を目指す名門イーデン校の教諭でヘンリー・ヘンダーソン役に鈴木壮麻。
“鋼鉄の淑女“の異名を持つ“黄昏”の上官シルヴィア・シャーウッド役に朝夏まなとがキャスティングされた。
今回の発表にあわせ森崎、鈴木、唯月、佐々木からそれぞれコメントが寄せられた。以下全文。
●森崎ウィン
遠藤達哉先生が生んだ、最高にエキサイティングでハートフルな物語に今回オリジナルミュージカル版で参加できること、本当に光栄です。僕自身も元々、原作もアニメも観ていたファンの1人です。
ミュージカルとして新たに誕生する今作、〈黄昏〉という大役としてお声掛け頂いた事に僕自身とても驚いています。正直、原作ファンの1人として自分に務まるのかと本当に悩みました。ですが自分が大好きな『SPY×FAMILY』の世界を体験したい、オリジナルミュージカルに挑戦したい、この気持ちも自分の中で同居していました。原作にリスペクトを持ちつつ、新たなミュージカル『SPY×FAMILY』を生むべく、全身全霊を込めて演じたいと思います。エンターテインメントを通して、「子どもが泣かない世界」という〈黄昏〉の想いを叶える手助けが出来るよう努めて参ります。どうか、楽しみにお待ちくださいませ。
●鈴木拡樹
少年ジャンプ+で連載中の『SPY×FAMILY』に、ロイド・フォージャー役で出演させていただきます。
仮初めの家族ですが、温かい家族愛溢れる作品だと思います。原作を楽しく拝見している1人として、演じることによってこの作品について深く知れるチャンスなので、今後の展開も予想しつつ楽しく舞台を公演したいです。今回はミュージカルなので、『SPY×FAMILY』ならではの世界観の曲と共にお楽しみください。
●唯月ふうか
臨場感のあるアクションシーン、クスッとなり心がほっこりするシーンが盛り沢山で、漫画を読む手が止まりませんでした。ヨルの圧倒的オーラと、強さの中にあるピュアな一面がとても印象に残ってます。ヨルを演じられることが、大変光栄です。衣裳やヘアの細部まで再現度が非常に高く、自然と世界観に入り込み撮影することが出来ました。弟想いな優しい心と物理的な強さ、魅力的なヨルをミュージカルでしっかり表現できるよう、作品に敬意を払い、精いっぱい演じます。
●佐々木美玲(日向坂46)
元々、原作とアニメも楽しませてもらっていたので、まさかヨルさんを私が演じられるなんて思ってもいませんでした。ヨルさんは普段のふわふわしてる天然な部分と誰かを守るために戦う芯の強さ、この二面性があると思うので舞台でもそんなヨルさんを楽しんで頂けたらなと思います!衣裳を着て撮影した時は、忠実に衣裳が再現されていて、わっ!ヨルさんそのままだ!って何度も鏡を見て
しまいました。幅広い世代の方に愛されている『SPY×FAMILY』という作品を私も愛をもって大切に演じられたらなと思います。
ミュージカル『SPY×FAMILY』東京公演は2023年3月8日から同29日まで帝国劇場にて、兵庫公演は2023年4月に兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホールにて、福岡公演は2023年5月に博多座にて上演予定!
■ほか出演キャスト
楢木和也(ドミニクほか)
新井海人、大津裕哉、小倉優佳、鎌田誠樹、栗山絵美、桑原柊、柴田実奈
島田彩、丹宗立峰、堤梨菜、LEI’OH、般若愛実、福田えり、深掘景介
藤岡義樹、湊陽奈、宮野怜雄奈、武者真由、元榮菜摘、山野靖博、ユーリック武蔵