「邪神ちゃんドロップキック」続編アニメへ向け制作側「一手」

「邪神ちゃんドロップキック」続編アニメへ向け制作委員「一手」1

 株式会社ドワンゴ、株式会社KADOKAWA、邪神ちゃんドロップキックX製作委員会が、ドワンゴが運営する日本最大級の動画コミュニティサービス「ニコニコ」内のクリエイター向けポータルサイト「ニコニ・コモンズ」およびKADOKAWAが提供する二次創作の管理・収益分配サービス「クリエイターサポートプログラム(以下略称:CSP(シーエスピー)」を利用し、アニメ『邪神ちゃんドロップキックX』本編の二次創作の管理を開始することを30日、発表した。

 本施策により、クリエイターは「二次創作ガイドライン」に沿って本作品を利用すれば、「ニコニコ」および「YouTube」で「切り抜き動画」や解説・考察動画などの公開と収益化が可能となるとしている。

 ニコニコとYouTubeで同時に「二次創作ガイドライン」を公開し、本編映像の利用を可能にした上で、収益分配をする試みはTVアニメ作品で世界初です。

 クリエイターが二次創作を収益化したい場合、ニコニコでは、ニコニ・コモンズに投稿
されている宣言(https://commons.nicovideo.jp/material/nc285219)をコンテンツツリーの親作品として登録すれば、クリエイター奨励プログラムで収益を得ることができるとともに、製作委員会も収益分配を得ることができる。

 また、YouTubeでは、KADOKAWAのCSPを利用して製作委員会に収益の一部を分配した上で、収益を得ることができるとしている。

 詳細なルールに関しては、次の「二次創作ガイドライン」(http://jashinchan.com/specia)にて。

 この施策へ邪神ちゃんドロップキックX製作委員会からコメントが寄せられた。以下全文。

 アニメ3期は初音ミクさんの登場、切り抜き動画の好調、本編の面白さなどがあいまって大きな話題になりました。そしてニコニコさんと実施した「邪神ちゃん MAD 投稿祭 2022」も新しいアニメUGCの形を切り開くことができました。
 現在、邪神ちゃんのようなマイナー作品がアニメの続編を作っていくことは宣伝・収益の両面においてあまりにもハードルが高いのが実情です。そこで、次の一手として月間1,000件以上通報されている本編を用いた違法アップロード映像の全てが、全て邪神ちゃんの宣伝となり、収益となるならば作品の継続が見えてくるかもしれないと考えました。これを実現するのが、KADOKAWAさん・ドワンゴさんが持つ「登録済の二次創作クリエイターさんと収益をシェアする仕組み」です。全ての違法アップロードを合法とし、みんなで邪神ちゃんを継続していきましょう。YouTube・ニコニコで邪神ちゃんを知って、ぜひ以下の正規配信サービスで本編をご視聴ください!
 ※月額見放題で『邪神ちゃんドロップキック X』を視聴できる正規配信サービス一覧
ABEMA プレミアム / Amazon Prime Video / d アニメストア / d アニメストア ニコニコ支店 / d アニメストア for Prime Video / FOD / Hulu / J:COM オンデマンド / TELASA / milplus / Paravi / TELASA(au スマートパスプレミアム) / U-NEXT / アニメカ / アニメ放題 / バンダイチャンネル / ひかり TV / ふらっと動画
 

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