取材会が開催
アイドルグループ『A.B.C-Z』戸塚祥太、俳優・三倉佳奈、黒沢ともよ、関西ジャニーズJr.で『AmBitious』浦陸斗、渡辺徹が6日、東京・よみうり大手町ホールで舞台『今度は愛妻家 THIS TIME IT’S REAL』（演出：板垣恭一）公開ゲネプロを前に取材会を開いた。
本作は、作・中谷まゆみ、演出・板垣恭一のコンビで2002年に初演され、10年には行定勲監督で映画化、14年にリニューアル版が上演されるなど、人気コンテンツ。今回も板垣氏が8年ぶりに演出を務めることとなる。かつては売れっ子カメラマンだったものの、ある事件をきっかけに日常をだらだらと過ごしている主人公・北見俊介（戸塚）をはじめとした、愛すべきちょっとダメ人間たちが織りなすハートフルで少しシリアスな物語となっている。
取材会では戸塚が役柄へ「もともとだらしがない男でしたが、さらにだらしなくなった、とことんダメ人間な、人間の底辺です」と、自分から叩いて笑いを誘うと三倉も「こちらにいるダメ人間の夫を持つ妻です」と、乗っかって楽しげ。
本作の主演が決まった時のことへ、「もちろんいままでたくさんの評価がある作品ですので、プレッシャーもありました。でも、脚本が素晴らしいので、相当なミスをおかさなければ大丈夫だという安心感もあります」と、率直な気持ちを。
全員初めての共演だそうだが、カンパニー印象としては、「約1ヶ月一緒にけいこをしてきて、マナカナさんで育ってきて、徹さん見て育ったので、不思議な気持ちでした」と話したり、20歳ほど年齢差がある浦へも「年齢差を感じさせないんです。楽屋も一緒ですけど、『AmBitious』の映像を見せてもらっていて、詳しくなっていっています。きのうマスクを外した姿を見て爽やかなだなって。声のトーンと元気の良さでイノセントさは感じてましたけど、いまは浄化されるような感じです」と、距離も近くなっているそうだ。その“浄化”を続けて「もしかしたらはっしー（橋本良亮）より若返っちゃうかも」と、上機嫌だった。
三倉からは、戸塚へ「独特のワールドがあるんです。時々何考えてるか分からないところもあるんですけど、そういうところが魅力です。役作りの話をするときも、どういうところが結婚の決め手なのかなというのを話たりとかして」と、頼れる相手のようで、渡辺からは、戸塚へ「芝居の中でもなだめられるところがあるんですけど、目がとろけそうになるんです。じっと見つめられると。やっぱ素晴らしいなトップアイドルはと思いながらやらせてもらってます」と、目を細めていた。
ほかにも、戸塚が感じるダメ男との共通点へ「セリフが浦くんも含めてみんなバッチリ入ってきていたんですけど、僕はセリフを覚えないできてしまって（苦笑）。こういうダメなところが俊介っぽいなと。それが積み重なると、大きな亀裂につながってくるのかも。もうそんなことはしません」と、反省していた。
明日の初日へ「短い間ですが、心の距離は密にしつつ距離をとりながら密度の濃いけいこをしてきました。なんの不安も戸惑いもなくクリアにした状態でできるので楽しみです」と、意気込みつつ「観に来てくださるお客さまの物語でもあります。笑って心が温かくなるストーリーですので、ぜひ劇場にお越しください！」と、メッセージを寄せていた。
舞台『今度は愛妻家 THIS TIME IT’S REAL』東京公演は7日から23日までよみうり大手町ホールにて、大阪公演は26日から30日までCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて、宮城公演は11月5、6日に電力ホールにて上演予定！
※会見別記事
・浦陸斗 会見でスクワット理由！「世界観がグッと変わりました」
・黒沢ともよ 夢の舞台に立ち「本当に、本当に嬉しく」
※戸塚祥太過去記事
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