“キスマイ”の愛称で親しまれるアイドルグループ『Kis-My-Ft2』の藤ヶ谷太輔(35)主演で2023年1月13日より公開予定の映画『そして僕は途方に暮れる』(脚本・監督:三浦大輔/配給:ハピネットファントム・スタジオ)。本作の本ポスタービジュアル、予告編が10日、解禁となった。
本作は、2018年にシアターコクーンで藤ヶ谷主演で上演された同名オリジナル舞台を映画化したもの。藤ヶ谷演じる主人公のフリーター・菅原裕一(すがわら・ゆういち)がほんの些細なことから、恋人、親友、先輩や後輩、家族……と、あらゆる人間関係を断ち切っていく逃避劇を描いたもの。逃げて、逃げて、逃げ続けたその先で、彼を待ち受けていたものとは――。裕一と5年間同棲している彼女・里美役に前田敦子、親友・伸二役に中尾明慶が舞台版と同じ役柄で出演しており、豊川悦司、原田美枝子、香里奈、毎熊克哉、野村周平が起用。さらに、大澤誉志幸の楽曲『そして僕は途方に暮れる』も大澤本人が本作のために新アレンジで歌唱している。
公開された予告編映像では、藤ヶ谷演じる“自堕落なフリーター”・菅原裕一が、あらゆる人間関係から逃げて、逃げて、逃げまくる姿を映し出す。ある日、裕一は、5年も同棲している恋人・里美(前田)との些細な言い争いをきっかけに、とんでもない言い訳をしながら、彼女の制止を振り切り、家を飛び出してしまう。それから、あらゆるツテを辿って、親友・伸二(中尾)、先輩・田村(毎熊)、姉・香(香里奈)の家を転々と渡り歩くが、つまらないことでバツが悪くなるとすぐさまその場を逃げ出す。そして、裕一はついに故郷の北海道・苫小牧の実家へ辿り着くが、なぜか、母・智子(原田)とも気まずくなり家を出てしまう。ついに行き場を無くし、雪降る街で途方に暮れる裕一の目の前に偶然現れたのは、10年前に家族から逃げていった父・浩二(豊川)だった――。
一方、ポスタービジュアルでは世の中との接点を断ち、夜なのに明るい街にひとりたたずむ藤ヶ谷演じる・裕一の何げない表情が映し出される。この写真は、本作の象徴とも言えるシーンで「リハーサルを含めると100回以上はやった」(藤ヶ谷)というほど物語にとって重要な場面のひとつが切り取られたもの。さらには、裕一のまわりの人間たちのそれぞれの表情が相まって、本作で描かれる人間の孤独と、人との繋がりを絶妙に感じさせるビジュアルに仕上がった。
映画『そして僕は途方に暮れる』は2023年1月13日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー予定!
■予告編映像
https://www.youtube.com/watch?v=Qoj9eUChLX0
■STORY
自堕落な日々を過ごすフリーターの菅原裕一(藤ヶ谷太輔)は、長年同棲している恋人・里美と、些細なことで言い合いになり、話し合うことから逃げ、家を飛び出してしまう。その夜から、親友、大学時代の先輩や後輩、姉のもとを渡り歩くが、ばつが悪くなるとその場から逃げ出し、ついには、母が1人で暮らす苫小牧の実家へ戻る。だが、母ともなぜか気まずくなり、雪降る街へ。行き場を無くし、途方に暮れる裕一は最果ての地で、思いがけず、かつて家族から逃げていった父と10年ぶりに再会する。「俺の家に来るか?」、父の誘いを受けた裕一は、ついにスマホの電源を切ってすべての人間関係を断つのだが――。
※藤ヶ谷太輔過去記事
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・藤ヶ谷太輔 「“今カノ”、“元カノ”!(笑)」にプレゼントのワケ!?主演ミュージカル「ドン・ジュアン」東京公演ゲネプロ開催でセクシーダンス披露も
※記事内画像は(c)2022 映画『そして僕は途方に暮れる』製作委員会