俳優・のんが27日、東京・神田明神内で2023『いわて純情米』新CM発表会に登場した。
『金色の風』、『銀河のしずく』、『ひとめぼれ』と岩手で育ったブランド米をさす『いわて純情米』をPRするため、JA全農いわてがのんと俳優・新津ちせを起用し30日より岩手県、関東エリア、関西エリア、中京エリアで放送となる『いわて純情米』新TVCM『銀河のしずく朝食もりもり篇』(15秒)、『岩手県産ひとめぼれおにぎりもりもり篇』(15秒)、さらにWEBムービー『いわてをもりもり食べてみて WEB篇』も制作された。
CM衣装となる水色と城のボーダーロングTシャツに白のサロペットを合わせて登場したのん。今年の施策のキャッチフレーズは“いわてをもりもり食べてみて”というキャッチフレーズにちなんで、CM撮影でも「今回はひたすら食べているのでいっぱい食べたよなと思い出しました。『目玉焼きを一口で食べてください』と言われて、それは初めてで挑戦でした」と、笑いながら振り返る。
のんと新津といえば、2021、22年の『いわて純情米』CMに出演しており、CM内では『おコメディアンズ』というコンビとして盛り上げに一役買っている。今年も続投となり、新津からビデオメッセージで声が寄せられれば、のんは「撮影以降会えてなかったので、嬉しい~、ちせちゃんありがとう!」と、笑顔が浮かぶ。
そんな新津に「話かけたくてウズウズしていたんです」というのん。今回の撮影現場では、お互い好きな漫画をオススメしあったそうで、「ちせちゃんは去年は『呪術廻戦』をオススメしていたんですけど、今年は『「美味しんぼ」めっちゃ面白いですよ』って言ってました。私は『ギャグマンガ日和』をオススメしました」と、エピソードも披露していた。
話題がプライベートの方向へ。秋も近づいてきたということで、秋の楽しみを質問。「冬と夏の間で過ごしやすいので、秋のファッションをするのが好きです。街の色も色づいてくるので、そうした色を楽しむ服装をするのが好きです」と、思いを馳せる。
ではどんなふうに秋を過ごしたい?との質問に、「秋といえば食欲の秋だと思うので、旬のものを、純情米と一緒に食べたいなって。それと、読書の秋にしたいなって思っています。最近、全然本を読んでないので、もっともっと物語を読みたいなって。京極夏彦さんの読み途中のものがあるので楽しみたい思います」とのこと。
ここで司会が「スポーツの秋は抜いていた?」と尋ねると、のんは“それかー”という困り顔の表情を浮かべてしばらく考えた後に、「筋トレしたいです。強そうだなって見た目になりたい。ムキムキになってるかも(笑)」とのことだった。
さらに岩手県への思いも問われたのんは「たくさんの方に知って頂けた、朝ドラ(『あまちゃん』)の撮影場所ですし、第二の故郷のように思っています。(訪れると)『おかえりのんちゃん』と言ってくれて、親戚のように接してくれるんです。岩手に行くと心が落ち着きます」と、思いを馳せることもあった。
イベント内では、今年の新米の『銀河のしずく』、『ひとめぼれ』をそれぞれ食べてみることに。『銀河のしずく』は「粒も大きくて食感もいいです!めちゃくちゃおいしいです!」と、もぐもぐしながら笑顔も浮かびその美味しさを伝える。食べ続けるのんに、イベント進行のために司会が思わず止めに入るほどだったが、「めちゃめちゃおなかを空かせてきたので、食べたい!」と1椀パクっと食べてしまう様子が。
続けて『ひとめぼれ』へは、口に含むと何度かうなずきながら「すごくもちもちしていて、コシもあってすごく美味しです!」と言いつつ、また1椀パクっと食べきる。そんな見ていても気持ちよくなるような食べっぷりを披露したのんは「シンプルにお米だけで食べても美味しいので、何度でも食べたいなと思いました」と、ニッコリだった。
会見後には、『いわて純情米』のさらなる広がりを願いのんは『全国の皆さんがいわて純情米を食べて幸せになりますように』と絵馬にしたためるとともに、ご祈祷も受け、盛り上げへ向けてさらなる機運を作り上げつつ「新米を楽しみにしていてください!」と、メッセージを寄せていた。
※のん過去記事
・のん「BVLGARI AVRORA AWARD」カーペット登場