『Number_i』平野紫耀が7日、都内でサントリー(株)『サントリージン 翠新TVCM新キャラクター発表会』に登場した。
『サントリージン』が『翠(SUI)』『ROKU〈六〉』などの『サントリージン』に関する戦略を発表。『翠』に関しては缶のデザインや味を変更し、平野を新キャラクターとして起用し10日より国順次オンエア予定のサントリージン『翠(SUI)』新TVCM『平野紫耀はじめての翠ジンソーダ』篇に登場することも明かされた。
平野の登壇前に、サントリー株式会社 執行役員RLS事業部長 塚原大輔氏から今回の平野の起用について、「爽やかで透明感のあるキャラクターが、まさに『翠』の清々しい味わい、気分をお伝えするのにピッタリと感じています。その親しみやすいキャラクターも、ジンというお酒をみなさまに身近に感じさせてくれると考えております」と説明。その後に、今回の『ROKU』『翠』ともに市場の開拓が「簡単な挑戦ではない」と話しており、平野へかける期待の度合いも窺わせていた。
そして平野が薄いブラウンのジャケットとパンツ姿で登場。今回の起用に、「本当に嬉しいですね。まずは嬉しいという気持ちなんです。本当にまず。それから、『清々しい人』っていう、このキャラクター、僕をこう思ってくださってるってことがすごく嬉しくて。先月27歳になったんですけど、これから30歳に向けて、どんどん清々しくなっていけるように頑張りたいなと思います」と、意気込んだ。
イベント内では本ビジュアルをアンベールし、ビジュアルをみて「僕も初めて拝見させて頂きました。清々しいな、想像以上に」と惚れ惚れするような出来になっているようで、作り上げてくれたスタッフらに「ありがとうございます」と感謝も忘れず伝える。
司会から同ビジュアルの感想をさらに求められ、「ほんとに爽やかで、ほんとに清々しいっていうこのコンセプトというか、そういうものがこのビジュアルからすごい伝わってきます。撮影中に、自分なりに清々しい表情をしましたけど、清々しい表情できているのかなって……あの、ちょっと、なんていんですかね、思ってたんです。でも、いざ見たら想像以上に清々しくてよかったです。すごく安心しました」と、出来上がりにホッとした部分もあったようだ。
CM撮影の話題へ。「撮影自体はラフにさせて頂いて。(共演した『東京03』の)角田晃広さんが初めましての方だったんですけど、すごく気さくに話しかけてくださって。撮影をすごく楽しくさせていただきましたね。ほんとに」と、雰囲気も良かったそうだが、「撮影のセットがご飯屋さんだったんですけど、ずっといい香りがしたしてたたんです。ずっと(おなかが)ペコペコな状態で撮影してました(笑)」と、匂いに思わずおなかも鳴ったようだった。
角田については、「撮影前半の方は、本当に結構台本通り。それはそうではあるんですけど、後半はなんかこう、だんだん距離も縮まっていき、 アドリブとかもなんか始めちゃったりして(笑)。監督も全然カットかけてくれなかったりとかしたんです。そういうことをしていって、どんどん後半になるにつれ現場がアットホームな感じになっていったのを覚えてます」と、雰囲気が作り上げられていくさまを表現していた。
製品を飲んでみて、「中華と一緒に飲んでみたんですけど、その中華屋さんていつもすごい大盛りが出てくるんです。だからいつも食べきれなかったんですけど、本当に翠ジンソーダを飲みながらだと、後味が毎回爽やかで。香りもすっきりしていて、本当にだから毎回こう、なんかリフレッシュされるような味で、翠ジンソーダと飲むとすごいなと思いながら、飲んだ後の爽やかさというか、スッキリさがあって。僕には美味しかったです。なんかほんとにどんな食事にも合うような味だなって思いながら飲ませていただきました」と、飲み心地もアピールするとともに「いろんな料理とほんとに合わせて、これから翠ジンソーダを飲む方は、どんな料理と合うのか探してもらいながら飲んで頂いても楽しいのかなって」とのことだった。
イベント後半には、お題入りのBOXを使った一言チャレンジなるものが展開することが伝えられ、平野も報道陣たちもぽかーんとして少し困惑気味。追加で司会から、このBOXにはシチュエーションが書かれたお題の紙が入っており、そのシチュエーションにあった清々しい言葉を平野が即興で答えるというものというルールが伝えられ、「怖いですけど、ちょっとやってみます」と、とりあえず挑戦することに。
平野がBOXに手を入れると「いっぱい入ってる!」と驚きつつ取り出したのは、『いつも応援してくれているファンに感謝の一言』というもの。『いつも助けてくれし、これからもっと頑張るし、いつもありがたし』(聞いたまま)と、CMでのセリフ「いと清々し。」にかけてか、語尾に「し」をつけつつ、なぜか短歌や和歌を詠むような口調で読み上げ、「ちょっと分からなくなっちゃった(笑)。翠ジンソーダを飲んだときに『清々しい』ってこういうことかと思ったんですけど、一言は難しい!」と、会場を爆笑の渦に包みつつも「いつも思っていることを言わせてもらいました」と、形はどうあれファンへの熱い気持ちが伝わるようなセリフとなった。
ほか記念撮影の前に一度袖に下がって再登壇する際には、跳ねるように勢いよく飛び出してきたり、記念撮影となると撮影位置などへ自身から「前に出たほうがいいですか?」と尋ねて撮影しやすい位置に動いたりと積極的な姿を見せていた。
その後、乾杯し「清々しい人ということで、僕の新しいCMが放送されると思います。楽しみにして頂ければ。翠ジンソーダを飲んで清々しい日々を送られることを願っています」と、今後の製品の飛躍を願っていた。
その後、記者との質疑応答へ。思い切ってやってみたいことへ「セスナの運転です。運転してみたいです。僕、ずっと夢だったのがスカイダイビングで、去年、ハワイに行かせて頂いて、それが実現できたんですよ、ようやく。もうほんと、5、6年、ずっとスカイダイビングって言い続けてて、それがかなったんです。今度は運転の方に切り替えて、目標を掲げながら、頑張りたいなと思います」と、夢を語る。
2問目はサントリージンのように清々しいと感じる人物、または存在は?という質問。「つい2日、3日前ぐらいに、あの、お寿司屋さんに行ったんです。大将もすごい清々しいなと思ったんですけど、大将のお寿司の握り方とか、立ち振る舞い方を真剣に見てるお弟子さんが清々しいし、清々(きよきよ)しいし素敵だなと思いました」と、惹かれるものがあったそうだ。
3問目は平野にとって清々しい人はどんなイメージ?という問いかけに「なんかわかんないんですけど」と前置きしつつ、「僕のなかで清々しい人って深爪の人ってイメージがあって。なんかわかんないんですけど、僕の中で清々しい人って、深爪のイメージがあるんです。だから、ま、僕も基本深爪なんですけど」と言った後に、片手ずつ爪の様子を確認すると右手をあげ、報道陣の方に猫の手のようにして見せ、深爪になっていることをアピールしていた。
最後の4問目は、大人になったなと思う瞬間は?というもの。「たくさんありますね。なんか、あのー最近、あれ、なんて言うんだっけ。あのお肉……お肉を煮込む料理ってなんでしたっけ?お肉を煮込んで、卵につけて食べるやつ」というと、見かねた記者から「すき焼きでは」との声が飛び、瞬発力で「そう“焼き焼き”……あっ、違う違うすき焼きだ!」と天然ぶりをさく裂させるなか、「すき焼きを1人で家でやることにハマってるんです。それをやってる時間も大人だなって思っちゃいます。あと、なんかこう、昔だったらこう予算オーバーだった駄菓子3つぐらい。もう4つ目に行くのはちょっと罪悪感があるんですけど、4つ目、買う瞬間、大人じゃんって。ちっちゃい頃買えなかったものとか、なんかそういうそのまま買えるようになった瞬間とか、ちょっと大人だなって思います」と、照れながら話すことに。そのまま降壇となったが照れが尾を引き「失礼します、ふふっ、本当にありがとうございます」と、手を前にかざしてはにかみながら舞台を降りていた。