『日本酒フェア2024』が東京・池袋のサンシャインシティの文化会館ビル内で7月5日と7月6日に開催となる。
全国約1600の酒類(日本酒、本格焼酎・泡盛、本みりん)メーカーが所属する団体の日本酒造組合中央会が主催。日本酒に触れ合ってもらう機会を創出することを目的にしたイベント。今年は前売り券の4600枚が完売している。
フェア内では『第16回全国日本酒フェア』、『令和5酒造年度全国新酒鑑評会 公開きき酒会』、『日本酒セミナー』が開催。お酒のイベントだけに笑い声と笑顔がそこかしこで見られ、男性・女性ともに多く陽気な喧騒にあふれる。
『第16回全国日本酒フェア』では全国45都道府県が地域テーマを設定し、日本酒と蔵元が集まり楽しんでもらうというコンセプト。会場の入口で持ち帰りができるおちょこをもらい、ブースでおちょこにお酒を注いでもらい一口試飲できる。気に入れば購入することもできる。
そのブースのなかには、ビギナー向けや訪日外国人向けの企画も展開し、日本酒の裾野を広げるコーナーも。とくにビギナー向けブースでは、日本酒の味にかんすることを飲み比べしながら学べる。
『令和5酒造年度全国新酒鑑評会 公開きき酒会』は全国新酒鑑評会で入賞した日本酒約400点を一般の方が楽しめるというもので、一般の方が楽しめる唯一の機会にもなっている。
『日本酒セミナー』では、各地の酒造組合や造り手、飲み合わせなどのペアリングの専門家、大学生日本酒サークルから講師を招いて、飲み方、楽しみ方に新たな視点や情報の交換などが行われるものとなっている。
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ