俳優・中村倫也、勝地涼が7月12日より放送となる『キリン一番搾り生ビール』新TVCM『普通かい』篇に出演する。
今年2月にスタートした『一番搾り』の新コミュニケーションでは、「せっかく飲むなら、ちょっといいビール。」というキャッチコピーのもと、今まで何気なくビールを選んでいた主人公の中村が「一番搾り」をこよなく愛する人々との出会いを通して、そのクオリティの高さに気づき、おいしさを再発見するCMシリーズを展開している。
今回のCMの舞台は、とある夏の休日に、中村が同期の仲間たちと訪れたグランピングの施設という設定。バーベキューの準備をする中村たちに、勝地がこだわりの食材をアピールする場面からスタート。分厚い霜降り肉、大きなロブスターを次々と見せられて、「贅沢だねぇ!」とみんなのテンションが上がる中、それに合わせるビールは「一番搾り」だと言われた瞬間、「そこは普通かーい!」とコメントした中村。その発言に対し、「一番搾り」が“普通の顔をして、普通でないビール”であることを知っている勝地が……というもの。
前回の『同僚と』篇に続き、「一番搾り」のCM2度目の共演となった中村と勝地。同じ1986年生まれで、若手時代から役者として切磋琢磨してきた間柄で、お互いのことを「勝地」「倫也」と呼び合う気心知れた仲。テストでセリフや表情をあえてオーバー気味に演じて、その場を盛り上げる勝地と、そんなひょうきん者のアクションにすかさず的確なツッコミを入れて、さらなる笑いを引き起こす中村の名コンビぶり。監督やスタッフの方々からひっきりなしに楽しそうな笑い声が聞こえるものに。お互いに「すごくリラックスして、勝地と普通にメシ食って話しているみたいな感じ」(中村)、「倫也と撮影現場で会えるのが本当に嬉しくて、仕事だけど仕事じゃない、みたいな感覚」(勝地)と和気あいあいだった。
勝地のおかげで、中村が“普通でない”ビールだと気づかされた「一番搾り」をみんなで飲むシーン。ここでは当初、中村をメインで狙った飲みカットだけを撮るはずだったが、あまりにも勝地の飲みっぷりが際立っていたことから、エキストラカットとして勝地狙いのアップも撮ることに。そのことを伝えられた勝地が「俺のアップをちょうだいと。あざーっす!」と満面の笑みを浮かべて、うれしそうに中村を見つめる。これに中村が笑いながら「勝地がハマるところがあるなんて珍しいね」と勝地をいじると、勝地も即座に「おい! ハマってきたから 25年やってこれたんだよ」とアピールし、現場は笑い声に包まれていた。
さらに、「どうよ?」と味を尋ねた勝地に対して、それまで“普通”と言っていた中村が「おいしい」とつぶやくシーン。カットが掛かった瞬間、中村に「完璧だったよ」と話しかけた勝地。それを受けて中村が少し離れたところでモニターチェックしていた監督に、「勝地さんが完璧だって言ってます!」と大声で伝えた直後、OKが出るた。役者デビュー以来、それぞれの存在は認識しつつも、お互いの距離がグッと縮まったのは20代前半で、実は俳優の大先輩からセッティングされた二人きりの飲み会がきっかけだったという2人。そうした共通の思い出を持つだけに、お酒の席が舞台の共演作には感慨深いものがあったようで、「2人でビールのCMに出られるようになるなんて、俺たちも大人になったよなぁ」と会話するひと幕もあった。
(撮影後のインタビュー記事:中村倫也、勝地涼「キリン一番搾り生ビール」共演!インタ気が置けないやりとり)
■『普通かい』篇
◯CM本編
https://youtu.be/xnfqnGJobnE
◯メイキング
https://youtu.be/MZi3h2LXgyE
◯インタビュー
https://youtu.be/7lWM6iJi8Cg