2024年4月に永田町にオープンした関西風の鰻料理が楽しめる『鰻 北白川』。
同店では、今年は7月24日と8月5日となる丑(うし)の日以外でも、鰻をぜい沢に味わってもらうことを目的とした『丑の間・丑の後セットキャンペーン』を7月25日から8月18日まで開催する。
キャンペーン期間内は『鰻の間・後セット』として、『鰻重』もしくは『せいろ蒸し』を2点以上オーダーされた方に、『鰻の白焼き』も提供されるというもの。たとえば、普段だったら3品でのお値段となるところを、『鰻重』もしくは『せいろ蒸し』の2品分のお値段で楽しめるお得なキャンペーンとなっている
。北白川の鰻料理は、関東風のふんわりとした食感とは一味違う関西風。「地焼き」といわれる、焼き上げるだけのシンプルな調理法がとられている。その焼き場も見せて頂いたが、職人がつきっきりで、ときおり水をかけながら20分ほど焼き加減を調整。焦げる寸前まで鰻に火を通す技で、素材の良さを最大限に引き出すことが特徴だ。
その職人技による、関西風の『地焼き』のうまみを凝縮しダイレクトに味わえるのが『白焼き』。パリッとした外側と、ふわっとした内側の食感を同時に楽しむことができる。そのままでも美味しいが、味変でお好みで醤油やわさび、塩をつけると、印象がガラリと変わるのも面白いところ。
『鰻重』では、『地焼き』された鰻に、新鮮なタレを2度塗り。表面をカリッとさせて焼き上げており、香ばしさもプラスして楽しめることが特徴。タレが染み込んだご飯と一緒に食べると、箸が止まらなくなりそうだ。
一方、『せいろ蒸し』は福岡の伝統料理という。特注という朱塗りの器で提供され、その器を開けた瞬間、湯気とともに鰻と錦糸卵のコントラストが目に飛び込んでくる。タレを絡めたごはんをせいろで蒸し上げることで一体感が生まれ、鰻と錦糸卵の風味が引き立つ印象。また、この湯気は、朱塗りの器内のせいろが温まり切っているため出ているもののようで、食事中もしばらく上がり続け食欲をそそる光景を見せていた。
また、同店では『丑の日』キャンペーンとして8月5日はお持ち帰り用鰻重を、表示価格から『10%OFF』で提供する。こちらは8月5日に渡すものは8月2日までに要予約となっている。
■『鰻 北白川』概要
◯所在地:〒100-0014 東京都千代田区永田町1丁目11-28 合人社東京永田町ビル 1F
◯営業時間 : 11:00~21:00(L.O.20:00)・年中無休(ただし年末年始を除く)
◯電話:03-6206-7476
◯参考価格
・鰻重
梅 6,380円
松 4,620円
・せいろ蒸し
梅 5,500円
松 3,850円
・白焼き
鶴 3,960円
取材・撮影は一部:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ