中村アン「みんなで食卓を囲んだりすることはより幸せな過去だったんだなと実感しました」と感慨……郷ひろみ、彦麻呂、秋元康、林真理子らがシェフを祝福

中村アン「みんなで食卓を囲んだりすることはより幸せな過去だったんだなと実感しました」!郷ひろみ、彦麻呂、秋元康、林真理子らがシェフを祝福2

 歌手・郷ひろみ(65)、モデル・中村アン(33)、グルメレポーター・彦麻呂(54)、音楽プロデューサー・秋元康氏(62)、エッセイスト・林真理子氏(66)が15日、都内ホテルで書籍『ゴ・エ・ミヨ 2021』(幻冬舎)出版記念 授賞式に登場した。

 『ゴ・エ・ミヨ(Gault&Millau) 』とは、フランス人ジャーナリスト、 アンリ・ゴ(Gault) とクリスチャン・ミヨ (Millau) が 1972年に刊行したパリ生まれのレストランガイドブック。食の新しい才能や注目すべき食材をより広く世界にアピールしていることで知られる。今月17日に日本版5刊目となる『ゴ・エ・ミヨ 2021』が発売され、初掲載の関東甲信越エリアを含めた全33都道府県403軒の名店を掲載。さらに、注目を集める「今年のシェフ賞」のほか、ソムリエやサービス、生産者など、9つの16人の受賞者インタビューも掲載される。

 本日ゲストとなった5人は各賞のプレゼンターとして、受賞者を祝福し会を盛り上げる。そのなかで郷は『今年のシェフ賞』を受賞された方へ200万円の賞金も渡すことになったが、「僕がもらってるみたい(笑)」というと機転を利かせて受賞者を手で紹介するような形で記念撮影をして、笑いを誘っていた。

 その後、5人は記者からの質問を受けることに。昨年も参加していた中村は「1年あっという間ですね。コロナで、おうちの時間が増えて外食でおいしいお料理を頂けたり、みんなで食卓を囲んだりすることはより幸せな過去だったんだなと実感しました」と、噛みしめるように話し「きょう受賞された方、おめでとうございます」と、祝福した。

 林氏は今回の会に参加して、「お金と時間をかなり使っていたつもりでしたが、知らないお店が多くて、レストランは分け入っても分け入っても、その先にあるものなんだなと思いました。最先端のお店に行ってみたいと思い、ワクワクしてきました」と、得るものが多いようだった。

 彦麻呂へは、日本の食文化を守るために感じていることを尋ねると、日本全国をロケで回ったことに触れながら土地土地により、「プランクトンによって味が違うんです。その土地にしかない食文化をどうしていくか。それは人の力なんです。自分の地域にプライドを持っている人の力なんです」と、食べ物を深夜バスや新幹線で輸送しているという現実を話し、もう一度「私は人の力だと思っています」と訴えた。さらに、司会から体が大きくなったのではとイジられていたが、「ちょっと痩せました」と、そこは強く主張して笑いを誘っていた。

 グルメで知られる秋元氏へは「心に残るお店は?」という質問が。「そのときに、誰と行ったかということがすごく大きいです。こんなおいしいものがあったんだという料理の味、器とか、シェフの力とか、三位一体となって記憶に残るんだなって思って。シェフのみなさんがきょうは本当に笑顔で、すごく勇気をもらったんじゃないかなと思っています。ぜひ頑張ってほしいと思います」と、エールを。

 そして郷は、飲食業界へ向け、「僕自身歌を歌っていて、足を運んでくれた人に対するドキドキ感かなと思っているんです。もしかしたら成功するかも居しれないし、でもお失敗するかもしれないしというので、僕はいつもドキドキしているんです。気持ちに攻めるということを置きながら、どんどん提供してほしいなと持っています」と、呼びかけていた。

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