俳優・吉沢亮(28)、杉咲花(25)が14日から全国放送されるソフトバンク株式会社“神ジューデン”スマートフォン『Xiaomi 12T Pro(シャオミ・トゥエルブティー・プロ)』新TVCM『神ジューデン篇』(15、30秒)に登場する。
同社では19分でバッテリーを100%充電できる“神ジューデン” スマートフォン(スマホ)『Xiaomi 12T Pro』を16日より発売。2人は同製品CMに起用された。
CMでは、部屋の窓から差し込む朝日で目覚める、ボサボサヘアーの吉沢と杉咲の姿から。どうやら昨晩はスマホの操作中に寝落ちしたらしく、画面を見た瞬間「充電忘れてた!」と慌ててベッドから飛び起きて、充電ケーブルを差す。ここから映像が3画面に切り替わり、左右に慌ただしく身支度を整える吉沢と杉咲、中央に充電量がパーセンテージ表記されるスマホが映し出され、経過時間を刻むストップウォッチとともに、同時並行でストーリーが進行。時間がない焦りから、靴下を履いている最中にバランスを崩したり、熱い鍋ぶたに触ってのたうち回ったりなど、ドタバタしまくりの吉沢さんと杉咲さん。ふと充電中のスマホが気になって近づくと、画面にはなんと「100%」という表示が。あまりの充電スピードに、驚がくの表情を浮かべた2人は思わず「神ジューデン~♪」「神ジューデン~♪」と歌い出し、カメラ目線でアピールする。ところが、スマホは 100%充電完了でも、自分たちの支度がまだ残っている吉沢と杉咲。我に返って、「神ジューデン」「早すぎでしょ」とつぶやきながら再び出かける準備に取り掛かる……というストーリー。
スマホ充電中に、慌てて身支度を整えるシーンは、それぞれの演技を長回しで撮影。編集で最も慌てているように見えるカットを抽出している。撮影にあたり、監督から「洗濯かごから靴下を探して履こうとするけど、なかなか上手くいかない」というお題を与えられた吉沢は、かごに入った洗濯物を勢いよく床にぶちまけて探そうとしたり、立ったまま履こうとするも、バランスを崩して尻もちをついたりと、一連の慌てっぷりがモニター越しに伝わってくるほど。監督から「素晴らしい」「完璧ですね」と絶賛の声が上がり、一発OKを獲得すると、吉沢も充実の満面の笑みを浮かべた。
歯磨き中の吉沢さんが、スマホの充電が100%になったことを確認した後、視線をじわじわとカメラに移して「神ジューデン!」とつぶやくシーン。ここでは「神ジューデン~♪」「神ジューデン~♪」というフレーズに合わせて、セリフや動き出しのスピード、表情、スマホから手を離すタイミングなど、全てを完璧にそろえることが求められ、「やることが超忙しいですね(笑)」と漏らす場面も。それでも、いざ本番が始まると目つきが変わり、「カメラを見るタイミングは一緒ですね」などと、ワンテイク毎に風や照明、スマホの仕掛けを担当するスタッフのみなさんと相談し、微調整を繰り返す吉沢。終始高い集中力をキープし、制作チーム一丸となってベストショットを追求すると、撮影終了後、「ありがとうございました!」とあいさつした吉沢に、スタッフらから大きな拍手が湧き起こっていた。
撮影後2人にインタビューが行われた。以下、主なやり取り。
――CM撮影の感想をお聞かせください。
吉沢:花ちゃんと共演させていただくのが割と久々で、ソフトバンクさんのCMも、一緒にお芝居はしてないんですけど、何度か同じ作品に出させてもらったことがあって。今回の撮影をすごく楽しみにしていたら、別撮りだったので、なかなか寂しかったです(笑)。
杉咲:朝の慌しいシチュエーションという設定で、たくさんの動きを1つのカットで表現しなければならなかったので難しかったです。
――“神ジューデン”というキャッチコピーのスマホにちなんで、最近「これは神!」と思ったモノや人、エピソードがありましたらお聞かせください。
吉沢:いま出演中のドラマは、回ごとにメインの子役が変わるので、いろんな子役の方とお芝居する機会があるんですけど、その子たちがクランクアップのたびに僕にお手紙をくれるんですよ。かわいい文字で「大好き」と書いてあって、かわいいなぁと。それは神だなと思います。みなさんとてもしっかりしていて、考えがしっかりしているというか。はっきり喋るし、賢くて、人間ができている感じがします。
杉咲:大切に使っていたグラスが割れてしまい、落ち込んでいたら、漆と金で再生する金継ぎの技術で直せることを知り、お願いしたところ、世界にひとつしかない美しいデザインになって手元に戻ってきました。そのように人の手を加えながら、長く使い続けていくことができる文化が素敵だなと思い、とても感動しました。
――超高速で充電が完了するスマホにちなんで、「これも高速になればいいのにな」と思うことは?
吉沢:いっぱいありますが、一番はやっぱりセリフ覚えですね。毎回汗をかきながら覚えているセリフ覚えが高速になれば、すごく楽しい仕事だなと思います。特に、いまやっているドラマは医療モノで、医療用語がたくさん飛び交う現場なので、普段喋り慣れていないセリフは、何回読んでもなかなか頭に入ってこなくて。それが1回台本を読んだら、すぐにセリフが入ってくるみたいな感じで高速になったらうれしいですね。
杉咲:髪の毛が伸びるスピードです。バッサリ切る機会も多いので、また伸ばしたいと思った時、すぐ伸びてくれたらうれしいなと思います。
――ご自身を19分という短時間で充電するとしたら、何をしますか?
吉沢:ゲームをします。僕が普段やっているゲームは、順調に行くと2、30分かかっちゃうんですけど、下手だと4、5分で終わるんですよ。その下手なプレーを3、4回やって、ちょっとイラッとしつつ、ゲームで気持ちが満たされて充電されるという。すごく調子がいい時は、もう5、6時間とか、一日中そのゲームをやることもあるので、それが19分で楽しめたらかなり最高ですね。
杉咲:ご飯を食べます。それだけで充電される感じがします。
――スマホの充電が切れて困った経験は?
吉沢:それこそ今回のCMのシチュエーションみたいに、朝起きた時、スマホを充電し忘れて電源が切れていて、目覚ましが掛からなくて寝坊するみたいなことは、僕も何度かありました。
――19分で100%充電可能な今回のスマホについて、どう思いますか?
吉沢:19分は凄すぎますよね。だって、「やべっ、充電し忘れた」って、朝起きて速攻充電して、家を出る前には充電し終わってるんですよ。そんな便利なことないですよね。
――杉咲さんさん自身、スマホの充電が切れて困った経験は?
杉咲:地方に一人で移動していた時、大雨で新幹線が6時間止まってしまったんです。いつも持ち歩く充電器を、その日に限って忘れてしまい、充電もほぼない状態だったのですが、お隣の席に座っていらっしゃった方に、「お借りできますか?」と聞いたら、心優しい方で貸してくださったんです。誰とも連絡が取れなくなるって、怖いなと思いましたね。その時は、1時間ぐらい充電器をお借りして、80パーセントぐらいまで充電できたと思います。
――隣の方に充電器を借りた時、何分ぐらいからちょっと気まずいなと感じましたか?
杉咲:やはり19分ですかね(笑)。
――今年一年を振り返っての感想と来年の抱負をお聞かせください。
吉沢:今年は舞台から始まって、民放のドラマに出演させていただいて、しかもゴールデン初主演という新しい挑戦もできましたし、映画も公開されて、いろんなステージでいろんなことをやらせていただいた感じがしますね。とてもアウトプットが多い年でしたが、そのアウトプットが逆にインプットにもなったというか。いろいろ勉強させてもらえた一年だったなと思います。来年は少し休みたいですね。もちろんいろいろな作品に関わらせていただきたいなという思いもありつつ、自分の中で、一旦ちょっと休憩してもいいのかなと思うタイミングでもあるというか。休んでいる期間は、何もしたくないですね。家でゲームをして、漫画を読んで、自堕落な生活を送りたいです(笑)。
杉咲:今年はお仕事で地方にお邪魔する機会が多く、たくさんの自然や景色に触れることができて、豊かな時間を過ごせたなと感じています。あと、先日プライベートで行った老舗の調理器具屋さんで、ちょっといいお鍋とお玉、包丁を購入したら、それに「花」と名前を入れてくださったんです。すごく大切なお買い物になったので、来年も長く使える一生モノに出会って、少しずつ購入していきたいなと思います。
■特設サイト
https://www.softbank.jp/mobile/special/kami-juden/
■CM本編
https://youtu.be/W0R6-NbABtc
■メイキング映像
https://youtu.be/vhqNYHn5RME
※8日会見の原稿
・吉沢亮 杉咲花へ「東京は怖ぇーぞー!」なこと?「ビビり」を告白
※吉沢亮過去記事
・吉沢亮 役所広司から「立派な息子」!「ウソです」のお茶目さも
・吉沢亮“外出”!「キリン生茶 免疫ケア」新TVCM登場
・吉沢亮 役所広司主演「ファミリア」で息子役!佐藤浩市ら出演