俳優・萩原利久が4月16日東京・コナミクリエイティブセンター銀座 esports 銀座studioで行われたeスポーツ『eFootball™』の「eFootball™ コミュニティアンバサダー就任発表会」に登場。司会・進行をジョン・カビラが担当した。
(取材・撮影:伊藤直樹©ニュースラウンジ/エッジライン)
まず株式会社コナミデジタルエンタテインメント『eFootball™』統括プロデューサーの田谷淳一氏より巨大名刺が贈呈されると、萩原は「おそらく僕、人生初の名刺だと思います。嬉しいです。裏には手書きで『イーフトやろうぜ』と書かせていただきました」と大喜び。
田谷統括プロデューサーから起用理由について「萩原さん、ご自身で非常にプレイを楽しんでいただいていることはもちろん知っていまして、ご自身のSNSとかメディアでのインタビューなどでも、『eFootball™』の魅力を非常に多く発信してくださって、ありがとうございます。その姿に我々も共感いたしました」と期待を込めてお願いしたことがうかがえるコメントを。
コミュニティアンバサダー就任の気持ちを聞かれた萩原は「いやもう率直にめちゃくちゃ嬉しいです。まさか『eFootball™』にこんな形で携われると思ってなかったですし、いちユ―ザーとして日頃楽しんでいたので、魅力をいろんな人に伝えていけたらなと思っています」と抱負を語る。実は萩原は、2009年、子役時代の小学生の頃に『ウィニングイレブン2009』(略してウィイレ)のCMに出演しており、不思議な縁についても告白した。
コミュニティアンバサダーとして、どんな展開をイメージしているかと尋ねられると萩原は、「まずは『eFootball™』を広げるというのがやっぱり僕の最も重要なミッションかな。まして自分が好きで好きでたまらなくて、やり込んでいる魅力を多くの方に広めたいですし、そのために大会できたらなと。現時点ではちょっと妄想しています」と近い将来の大会開催を熱望した。
萩原は、田谷統括プロデューサーの言葉の中にも「(萩原さんは)ご自身で非常にプレイを楽しんでいただいている」とあったが、聞けば聞くほど、そんなレベルではなく、オタクにしてヘビーユーザー、いやプロの競技者として世界大会優勝を目指しているのではないかというガチぶり。
小学生の頃、『ウィニングイレブン』の時代からハマり、PSP、スマートフォン、『eFootball™』に名前が変わるタイミングで家庭用ゲーム機『PlayStation』でプレイをして10年以上の経験がある。
1日どのぐらいプレイしているのか問われると、「何時間ではなく、基本的には1日最低1試合はやっています。1日サボると取り返すのに3日はかかる。やっぱり毎試合毎試合、猛者の皆様と真剣勝負なんで、基本的には1日何時間みたいな決めてないですけど、どんなに遅く帰ってきても全くやらないっていうのは極力避けるようにしていますね」との斜め上をいく回答。ちなみに、現段階でのその総プレイ時間は『eFootball™』シリーズだけで2600時間弱だという。
萩原は「やっぱ本当にリアルなサッカーゲームなので、1瞬の判断をミスると簡単にやられちゃうんですよね。本当に1試合やっても反省してちゃんと休憩をしますね。1回負けると1回休憩しよう。ちょっとご飯食べようか。僕自身のコンディションも整える」と、相当な熱量を込めて真剣に熱く語る。
萩原はプロのゲーマーではなく、俳優なのだが「ドラマや映画での泊まりロケの撮影があるときは、お泊りセットのバッグのほかに現場にマイ“PlayStation5”の入ったバッグを自ら持っていくという。そればかりか、Wi-Fiを探しに行ったこともある」そうで、「画面はさすがに」とMCのジョン・カビラから言われると、「(やっぱり使い慣れたテレビ画面の方がスムーズなので)持っていきたいです」とノリ気十分。
さらにドラマなどの撮影中は、「湯ぶねお湯を貯めている間に1戦、湯船に入っている時に台本覚える。しっかり浸かって体を休めつつ、セリフを全部覚えて、覚え切ったらお風呂を出て、寝る前に1戦やって寝る」というのがドラマ期間中のルーティー。
逆に何もない日は「休みの日は、いつもやっている友達も休みだった場合は、昼ぐらいから始まると結構その夜までずっとやっていることもありますし、時間に余裕がある時は半日ぐらいぶっ通しでやる日もあります」と、聞けば聞くほどプロのゲーマー?とツッコミたくなるほど。
今回、コミュニティアンバサダー就任したが、すでに“勧誘活動”しているそうで、俳優の神尾楓珠を勧誘したという。「(神尾と)ドラマで一緒になった時にどうしてもイーフト(『eFootball™』のこと)やってほしくて、毎日毎日勧誘し、仲間に引き入れた」という。その腕前は初心者なのでは?と思ったら、「いや、それが、最初はちょっと先輩って感じで、上からアドバイスしたんですけど、もうそんなこと言っていられない実力者になってきまして、最後はガチスカット以外の試合では負けたことあります。
萩原の実力がいかほどかということで、『eFootball™』田谷淳一統括プロデューサーと対戦してもらうことに。田谷氏は過去、PlayStation2向けタイトルの『Jリーグウイニングイレブン9 アジアチャンピオンシップ』の公式大会があり、ユーザーとして参加していました。その大会で優勝した経験を持つ実力者。そこに挑むのは『eFootball™』コミュニティアンバサダーに就任した萩原。昨年9月に上位の人しか入れないDivision1に入り、最高ランクはDivision1の8800位という実力者。
結果は、1-0で萩原が勝った。勝った瞬間立ち上がり、大声をあげながら喜びを爆発させる。その理由について、勝利者インタビューの中で、「0対10とかで惨敗したら、この場でアンバサダーやっぱりちょっと、ダメだって言われるかもしれないんですから」という極度のプレッシャーの中、「絶対に負けられない戦い」だったそうで、昨夜、トレーニングに励んでいたと明かした。
イベントの最後にはYouTubeで「イーフットボールの対戦企画」を配信する構想が発表された。詳細は、昆子、公式X等で順次発表されて行くので、要注目だ。
■eFootball™ について
株式会社コナミデジタルエンタテインメントが発売している家庭用・PC・モバイルで配信しているサッカーゲーム『eFootball™』は、1995年7月21日に第1作が発表された人気サッカーゲーム『ウィニングイレブン』シリーズをリブランディングしたタイトル。この夏、30周年を迎える。家庭用ゲーム機、PC、モバイルで基本プレイ無料で遊ぶことができる。
実在するクラブや代表チームで超リアルなアクションサッカーが楽しめる。また、選手の移籍や試合での活躍など、現実のサッカーの動向も毎週反映される。ゲームの基本操作を覚えられるチュートリアルはもちろん、自分だけのオリジナルチームで対戦できるドリーム、チームがオンラインで最大3対3の協力プレイが楽しめるフォークなど、初心者から上級者まで楽しんでいただけるモードをご用意いたしております。