女優・藤原紀香(48)が12日、東京駅内・動輪の広場で兵庫・豊岡市の地域ブランド『豊岡鞄』2020年新作発表会トークショーに登場した。
豊岡K-site合同会社と、兵庫県鞄工業組合が、JR東日本グループの株式会社鉄道会館と連携し、豊岡鞄の新作コレクションの発表と即売会を同所にて14日まで開催。紀香は兵庫県出身で豊岡にも縁があることからゲストとなった。
午後1時から各業者の方々が創意工夫を凝らした自慢の豊岡鞄をプレゼンし、その後、パンツスタイルの紀香が豊岡鞄を肩にさげ登壇。大人から子供まで「可愛い!」「綺麗!」との声がかかるなか、紀香も「藤原紀香です、ふふふ」と、ニッコリ笑顔で手を振った。
「城崎は遠足でよく言っていましたし、家族で温泉といえば、城崎温泉で。あとはカニもよく食べに行ってました」と、幼少期に城崎温泉に行ったことなどを振り返る紀香。
豊岡といえば、紀香の夫で歌舞伎俳優・片岡愛之助(47)も登場する出石永楽館での『永楽館歌舞伎』も上演される。毎年、愛之助に同行しているという紀香は今年も1週間ほど滞在したといい、現地へ行くと「おかえり紀香ちゃん、おかえり愛之助さんといってくださって」と、声もかけられのだとか。
『永楽館歌舞伎』へは、「温かさを感じられる小屋で、歌舞伎を初めて観た方でも、日本全国から来た方がみーんな歌舞伎を好きになってもらえる。360人しか入らない小屋なので役者が手を伸ばせば身近に感じるんです。豊岡しかやらない演目もあって、戦国騒動の物語とか、兵庫の物語をやるので」と、同所での歌舞伎の魅力を語った。
城崎という街へ、「本当に素晴らしい街です」という紀香は、「但馬牛だったり、カニもいろんな種類が食べられますし、山菜もおまんじゅうもおいしいですね。あそこに行くと太らんようにと思いながら、でも1週間食べちゃうんです」と、ついつい誘惑に負けてしまうほど食が充実していると話す。さらに、ご当地の出石そばにいたっては「主人40杯以上食べたんです。わんこそばみたいで」というほど、おいしいことを伝えていた。
そして豊岡鞄の話題へ。豊岡が鞄の産地とは、「知らなかったんです。不勉強ですいません。行ってびっくりしたのはもっと宣伝しないとと思って」という紀香。
しかし、現地で豊岡鞄を見つけたときに「こんな上質な鞄があったんやと。海外ブランドに劣らない、海外ブランド以上と感じています。何かもらっているわけではなく、私達、毎年、鞄を買っているんです。そうしたら、東京などで『どこの鞄?』と聞かれるんです」と、一度手にとってからは、密かな自慢にもなっているよう。
豊岡鞄の魅力としては「やっぱりクオリティーですよね」という紀香は、「最近デザインが可愛いですよね。以前は男性ものが多かった気がしますが、女性が持っていいような物もあるので、勧めやすいです」。さらに、「豊岡の鞄はずっと持っていたい、それがいい感じで自分になじんでくる持ち心地を育てていくという感じが私は好きですね」と、話していた。
ちなみに、本日持っていた白いカバンへ紀香は、「もともとメンズだったんです。主人が持っていて大きいなと思っていたら、小さいのが出たんですよ!金具とかも繊細ですし」と、声を弾ませポーズをとる一幕もあった。