俳優・菅田将暉(30)が損保ジャパンの新CMキャラクターに就任したことが3日、発表。あわせて同日より新TVCM『運の総量』篇も全国放送される。
CMは、桑田佳祐が同社グループのCMに向けて書き下ろした楽曲『平和の街』に乗せて行われるものに。
そのストーリーは、日々を穏やかに過ごすウェブデザイナーの青年(菅田)が風呂上がりにアイスを食べているシーンから。棒に書かれている「あたり」の文字を発見。予期せぬ幸運にガッツポーズで歓喜するが、ふと窓の外に目を向けると、強い雨がザーザーと降り始める。大慌てでベランダへ走ったものの、取り込んだ洗濯物はすでにびしょ濡れ。またある日、外出すると顔見知りの女性に声をかけられ、野菜をお裾分けしてもらえることに。家庭菜園で収穫したという新鮮なトマトやキュウリはどれもつややかで、女性との話も弾むが、会話に夢中になるあまり乗る予定だったバスに乗り損ね、おまけにバスを追いかけて転んでしまうという不運に見舞われる。そんな時、ふと心をよぎったのは、幼い頃祖父に教えられた「運には『総量』が決まっている」という言葉。「運」というのは不思議なもので、良いことが起こるとついていないことも起こるということを、青年は身をもって体験します。転んでしまう不運の後には、優しい女性が手を差し伸べてくれる幸運が……。あらためて人生について考えるきっかけを得た青年は、笑顔でしっかりと立ち上がる。
菅田は、撮影現場となった公園で、損保ジャパンの公式マスコットキャラクター「ジャパンダ」が出迎えるというサプライズに驚くことに。それでも、親指をスッと立てた“サムズアップ”のポーズでクールにあいさつしてスタート。
野菜をもらうシーンでは、スタンバイの段階から相手役の女性と会話を楽しみ、本当の知り合いのように打ち解けた表情を見せていた菅田。大きなザルに乗せられたトマトやキュウリ、ナス、玉ねぎを眺めながら「けっこう重いっすね。家庭菜園でこれはすごいな~」とトークに花を咲かせる。たくさんの野菜を持ったままバスを追いかけて転ぶシーンの撮影では、2台で同時に撮影するカメラの角度やバスが走るタイミングを確認し、転ぶポイントや姿勢まで入念に検証し、本番がスタートすると周囲のスタッフが驚くような豪快な転倒アクションを披露。周囲の心配をよそに、パンパンと軽く服をはたきながら起き上がり、何事もなかったようにモニターを覗き込みながら映像を確認。見事に1テイクでOKを獲得しスタッフを驚かせていた。
そして、アイスの棒に「あたり」の文字を見つけるシーンでは、「お~!よっしゃ~!」と無邪気な少年のように喜びを爆発させる菅田の演技で、現場は終始和やかな雰囲気に。雨が降る中、洗濯物を取り込むシーンでは「ぜんぜん取れない。オレが下手すぎました」と寒さの中で放水作業を行うスタッフを気遣うひと幕も。しかし、入念なシミュレーションを繰り返したあとの本番では、慌てながらもキッチリとハンガーを回収する見事な手さばきでこちらも一発OK。すべての撮影が終わり、またもサプライズで登場した「ジャパンダ」の顔を見た菅田さんは、「ありがとう!よく入れた!(笑)」と、アパートの狭いドアに苦戦しながらも必死に駆け付けた「ジャパンダ」を満面の笑顔でねぎらっていた。
CM『運の総量』篇は30秒で3日より全国放送中!
※菅田将暉過去記事
・菅田将暉 宮沢賢治姿で7つの顔!「銀河鉄道の父」場面写解禁
・菅田将暉 ミスド新CMでインナーに襟付きシャツに着物と羽織姿
・菅田将暉 ミスタードーナツ新CMで「ワッ!」と驚く!武道館も回想