俳優・北村匠海が1日、東京・丸の内ピカデリーで主演映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 ‐決戦-』(監督:英勉/配給:ワーナー・ブラザース映画)公開記念舞台あいさつに登場した。
本作には場地圭介役で今月16日に大麻取締法違反で逮捕された永山絢斗容疑者が出演。逮捕直後、公開の行く末が一時未定となる事態へと陥った。
無事初日に公開された状況も踏まえ、北村はイベント冒頭「やっと公開できました。公開できたことが、ありがとうございます。みんさんのおかげですという気持ちです。これだけの仲間がステージに集ってくれました。それも感謝とともに胸が熱い思いです」と、コメント。会場と全国339の劇場で同時ライブビューイングしている方へ向けて、現在の気持ちを伝えた。
イベントの終盤のあいさつでも、共演の山田裕貴が「本当に正直に言えば、みんなでここに立ちたかったというのはあります」と心情を吐露すると吉沢亮も、「あんなことがあって、実際公開がどうなるのかって……まあね、それぞれ不安な思いがあったと思います。でも公開できるとなって、きょうみんなで会って、なんていうのかな……、普段と変わらない各々が楽しそうにしている感じが、このチームは強いんだなとあらためて思いました」と話す。
そして北村も「正直どうなるか分からなかったです。公開は……。いろいろあったあとに、プロデューサーと話しましたが、『僕は1人で立つことになっても舞台あいさつはしたい』と。と、思ったらみんな集まってくれました。自分を恨むような時間もあったんです。でも、やっぱり公開を待ってくれている人たちが全てで、みなさんにこの映画を見てほしいという思い出今日までやってこれたと思います」と、強い気持ちを話していた。
また、北村といえば、2020年10月に公開された主演映画『とんかつ DJ アゲ太郎』(監督・脚本:二宮健/配給:ワーナー・ブラザース映画)の際も、公開1ヶ月前には共演者していた伊勢谷友介が大麻取締法違反容疑で逮捕され、公開2日前に俳優・伊藤健太郎が道路交通法違反など(その後不起訴処分)で逮捕と、映画の公開が危ぶまれ、当時、「僕は決して……かわいそうなやつではないし、とても幸せものだと思っています」と、話していた。
(当時の記事:北村匠海 主演映画「とんかつ DJ アゲ太郎」初日迎えられ「僕は決して……かわいそうなやつではないし、とても幸せもの」と声震わす)
イベントにはほか、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、眞栄田郷敦、清水尋也、高杉真宙、高良健吾、間宮祥太朗、吉沢亮、英監督も出席した。