歌手・yama、キタニタツヤが27日、東京・六本木ヒルズアリーナで『KONA MUSIC LIVE 憧れのままに presented by Hyundai』イベントに登場。ライブやトークを繰り広げた。
韓国の自動車メーカー・Hyundaiが日本において年内に発売を予定している新型電気自動車『KONA(コナ)』。これに先駆け、Hyundai Mobility Japan株式会社がyamaとキタニタツヤとのコラボを行い、『KONA』の新CMタイアップ楽曲として『憧れのままに』を制作。すでにMVなどは公開されているが、この楽曲の完成を記念したイベントとなっている。
『KONA』から音響機器へ電気を供給しつつ、『KONA』のヘッドライトや車内灯のライトアップをするという『KONA』づくしのステージ。抽選に当選した約1000人が会場に詰めかけるなか、まずは、yamaが楽曲『春を告げる』、キタニタツヤのカバー楽曲『記憶の水槽』の2曲を披露。『記憶の水槽』の歌唱前にyamaは4年前にカバーしたときの思い出とともに、会場の楽屋でキタニが聴いていることに緊張していることを告白する一幕も。
yamaの歌唱が終わると、キタニがステージに登場。TVアニメ『呪術廻戦』第2期の『懐玉・玉折』のOPにもなった楽曲『青のすみか』と、『悪魔の踊り方』の2曲を披露。
歌い終えた後にキタニがyamaをステージに呼び込みトークへ。イベント前に、KONAの乗ってみたという2人だがyamaは「はしゃぎました」と笑うと、キタニも「こんなにリクライニングしちゃうよー!」と、テンションもアゲアゲだったとか。そんなはっちゃけた姿をしていたことを告白したyamaに、アーティストのイメージとして大丈夫?とキタニが尋ねたが、本イベントの観客は全員撮影可能ということで、yamaは「バレてる」と、お茶目に笑っていた。
そして、2人によるコラボ楽曲『憧れのままに』の話題へ。yamaは「コメントを書くことを迷ったんです。憧れが原動力というか、心の中に占めているものがあって、それが大人になってもあったら素敵だなと思って」というとキタニもうなずき、「なにか夢がある人って憧れますよね」としみじみ。
さらに、楽曲を通してyamaは「その人なりの憧れをみつけてほしいです。素敵な曲だよ」といいつつ、観客を前に初の生披露。浮遊感があるミドルテンポの楽曲に、観客たちの盛り上がりも最高潮で、パフォーマンスが終わった後、熱狂した観客たちの大歓声が場内を包むなか、2人はニコニコと手を振りながらステージを降りていた。
撮影・文:水華舞