俳優・中川大志、柔道家・阿部一二三選手、角田夏実選手が11月1日に都内で日本郵便 『2025年用年賀はがき 販売開始セレモニー』に登場した。
中川は2025年用年賀状のTVCMに出演する年賀状アンバサダーを務めていることから、阿部選手と角田選手はゲストとなった。
「ところどころポストの赤を入れてみました」という赤のロングコートに蝶ネクタイ姿で現れた中川。日本の伝統文化でもある年賀状のアンバサダーで、ドキドキした気持ちでCM撮影に臨ませて頂きました。個人的な用で郵便局に行ったんです。自分の和服姿がいっぱいあって、嬉しい半面、恥ずかしいと思って(笑)。でも、実感しました。いろんなところに僕がいるんで、年賀状の季節も近づいてきたことを感じています」と、心境を。
ただし、アンバサダーとなったことに「ちょっとドキっとします」ということもあるそうで、「年賀状アンバサダーというものを背負わせて頂いてますので、中川からどんな年賀状届くのかなってハードル上がっているような気持ちです」と、緊張もあるそうだ。
さらに、年賀状には「絵を描くのが好きなので、その年の干支とか、文字を描いています」という中川は、来年は巳なため「ちょっと(描くのが)簡単そうだなって」と、絵心がある様子も窺わせていた。
すでに放映されているCMでは、駅前の野外でギターの弾き語りも披露している中川。「撮影は大変な部分はありましたが楽しく撮影させて頂きました。こうした撮影って、音楽は別で録ってということが多かったんです。けど、監督に聞いたら、『その場で歌ってもらいます』と。僕、ミュージシャンじゃないんですけど……と、ハードルの高い撮影で(苦笑)。ギターと歌をかなり練習して臨みました。小学生のころから趣味で演奏をやっていたんですけど、フィールドレコーディングなかなかなくて。オファーが間違っているんじゃと思いましたけど、貴重な経験でしたし、幼い頃に歌手を夢見たこともあったので、その夢もこのCMで叶いました」と、感想を。
さらに、「僕が実際にミュージシャンのように歌っているので、エキストラの方も、この曲を覚えていて、キャッチーなフレーズとメロディーで。気づいたら口ずさんじゃうんじゃないかなっていうくらいお気に入りの曲になりました。この冬はこの曲が駆け巡るんじゃないかなって思います」と、胸を張った。
印象的な年賀状へは「大人になって年末年始で地元に帰るのが楽しみで。実家に届いている年賀状っていうのが懐かし面々から来ていたりとか、『こいつ、いまこんな仕事しているんだ』とか。『忘れてたー』って人から届いていると、近況を知れるのでポストを覗いちゃいますよね」という楽しみも話していた。
イベント後半には阿部選手、角田選手もステージに。中川は「僕はそうではないですけど、ステージ上の戦闘力が高くなりました。年齢も一二三選手は近いので、刺激を頂いていました」と、テンションも上がった様子。その阿部選手からは、集中する秘訣として「雑念を払う」ことを習ったり、格闘技が好きという中川へ阿部選手が「1回柔道着を着て、1つの技ができるくらいまではいかがですか?」と声をかけると、中川も、「自分も負けず嫌いなので勝てるまで」と、乗り気だったり、角田選手も1度柔道の試合を観に来てほしいと声をかけ「柔道の試合は生で観たこと無いので、生で観たいという気持ちはあります」と、意気込んでいた。
今年度の年賀はがきのコンセプト「年に一度。だけど、ずっとつながっている。」にちなんで、ゲストの「ずっとつながっていたい人」について質問が。中川は「おじいちゃん、おばあちゃん」と挙げ、その手紙の内容も披露。祖父母には自身の出演作品なども伝えているそうだが、「発表前のことをご近所さんに話しちゃったする……ということもあるけどすごく応援してくれていて、コロナの時期は会いに行けない期間もあったので、元気なあいさつだけでもと思って」という気持ちを話していた。
そして、中川から「直接声を聞いて、その人のぬくもりを感じることもあると思うんですけど、年賀状は年に1度つながりを感じられるものだと思っています。みなさまへの大切な人への思いを乗せてもらえれば」と、メッセージを寄せていた。
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ