タレント・出川哲朗がパーソナリティを務めたチャリティプログラム『第50回 ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』(ニッポン放送)。12月24日の正午から25日の正午まで生放送となった同番組を無事完走した。
同番組は、目の不自由な方たちが安心して街を歩けるように「音の出る信号機」を設置するためのチャリティキャンペーン。出川が24時間、募金を呼び掛け、豪華ゲストを迎え、時には出川自ら街へ繰り出して募金を呼びかけ、番組が終了した25日正午時点の募金総額は5004万6125円となった。
以下、公式レポート部分。
有楽町駅前“愛の泉”ステージからスタートした今年の『ミュージックソン』。第50回という記念すべき回ということで、歴代のパーソナリティをはじめ、出川ゆかりのゲストなど豪華ゲストも次々と登場。
24日は萩本欽一、研ナオコ、久保史緒里(乃木坂46)、和田アキ子、高田文夫、松本明子、髙津臣吾(東京ヤクルトスワローズ)、石川雅規(東京ヤクルトスワローズ)、ゆず、オードリー、岡村隆史(ナインティナイン)、中居正広、キャイ~ン、伊集院光、佐久間宣行、25日には榊原郁恵、三宅裕司、田中樹(SixTONES)がスタジオに生登場し、出川とトークを繰り広げた(ゲストは登場順) ほか、イルカ、笑福亭鶴瓶からのコメントもオンエア。さらに、加藤健人(ブラインドサッカー元日本代表)、木村敬一(パラ水泳選手)、高橋勇市(パラ陸上・トライアスロン選手)らパラアスリートのインタビューも放送された。
24日の夜には出川が募金箱を持って丸の内ブリックスクエアに出没。出川の前には募金のための長い列が出来ており、「寒いなか皆さんありがとうございます!」と声をかけながら、街頭インタビューにも挑戦した。22時からは一夜限りの特別企画。出川が所属するマセキ芸能社の後輩、バカリズム、狩野英孝、三四郎、モグライダーとともに「マセキ座談会」と題し、2024年のマセキ事情、マセキの未来について語り合った。23時からは肥後克広(ダチョウ倶楽部)、飯尾和樹(ずん)、土田晃之、中岡創一(ロッチ)、大久保佳代子(オアシズ)、黒沢かずこ(森三中)、オカリナ(おかずクラブ)が集結し「クリスマスパーティー」を開催。25日が近付くと、出川が「どうしてもやりたかった」という熱湯風呂が登場。この時間はYouTube生配信されておりSuper Chat機能で募金を受け付けていたが、募金額によってお風呂の温度が上がることに……。どんどん温度が上がるなか、お決まりの「押すなよ!?」「押せよ!」の流れがあり、クリスマスへのカウントダウンをして熱湯風呂にダイブ。無事にクリスマスを迎えると、出川は熱くなった体と心で矢沢永吉の「止まらないHa~Ha」を熱唱した。
25時からはゲストに堀内健を迎えて『出川哲朗のオールナイトニッポン~ラジオ・チャリティ・ミュージックソンSP~』を放送。サプライズで鈴木杏樹、さらには小泉今日子が出演した。27時からは『あののオールナイトニッポン0(ZERO)~ラジオ・チャリティ・ミュージックソンSP~』では、ジャンボたかお(レインボー)がケーキを持って登場、そして出川も加わりツイスターゲームやプレゼント交換などで“クリスマス”を堪能した。
25日の朝には、前日の宣言通りニッポン放送の玄関に立った出川。早朝にも関わらず多くのリスナーが集まっており、大きな拍手と「出川」コールに迎えられると感激した様子でリスナーとの交流を楽しんでいた。
また、特別番組のなかでは、過去のミュージックソンを貴重な音源と共に振り返る特別企画「ミュージックソンヒストリー」のほか、ニッポン放送アナウンサーが東京・神奈川・千葉の3方面に別れて各地で募金を呼び掛けた「アナウンサー募金隊」の中継、『ミュージックソン』に参加する全国11局のラジオ局を結ぶ「声の握手」のコーナーも実施。さらに、出川の座右の銘「一生懸命頑張れば、誰かが見ていてくれる」にちなんで、リスナーからは「リアルガチで頑張っていること」をテーマにメールを募集した。
エンディングで、サプライズで盟友・ウッチャンナンチャンからメッセージが流れると、出川の目に涙が。そして事前取材で訪れた筑波大学附属視覚特別支援学校の児童がイマジンスタジオに駆けつけ「ありがとうの花」を合唱、代表の児童からの手紙も読まれると笑顔で聴き入っていた。最後に「ミュージックソンヒストリー」でも辿ってきた50年の歴史を紡いだ歴代パーソナリティのタイトルコールがリレー形式で流れ、出川の「本当にありがとうございました!サンキューミュージックソン!OK!イッツアロックンロール!」の言葉で24時間の生放送に幕を下ろした。
なお、番組が終了した25日正午時点の募金総額は5,004万6,125円となった。『ミュージックソン』は2025年1月31日までキャンペーンを実施中。引き続き募金も受け付けている。