昨年12月にプロ野球『読売ジャイアンツ』の内野手・吉川尚輝選手との結婚を発表したシンガーソングライターの足立佳奈が1月13日神奈川・川崎市とどろきアリーナで行われた令和7年川崎市「二十歳を祝うつどい」に登場した。
(取材・撮影:伊藤直樹©ニュースラウンジ/エッジライン)
この日は、主役が「二十歳」を迎える人たちで、足立は「お祝いする」立場と言うことで、直接プライベートに触れることはなかったが、トークコーナーや最後にサインボールを投げるなど、どうしてもプライベートを連想してしまうような企画であふれた。
大学がJR南武線の武蔵溝ノ口駅が最寄りの洗足学園音楽大学卒業で、昨年8月に行われたイベント「川崎・洗足学園100周年フェスティバル」でも歌唱するなど、川崎市とゆかりの深い足立がオープニングアクトとして登場。
小さく、華奢な体から想像できないパワフルな声量で3曲を披露。特に3曲目の『フレーフレーわたし』は、17歳の受験の時に作った曲で、その時の自分への応援歌だったそうで、この日は、「みなさんにエールを送る」一曲として歌唱。この日はサビ部分の「I can do it(私にはできる)」を「新成人たち」に大声で歌ってもらうよう要望。「I can do it(私にはできる)」がこれからの人生の呪文となるような言葉を送った。
続くトークコーナーで、事前に参加者から質問を募集。それに答える形式で進行。ひとつめは、足立が野球好きの祖父の影響を受けて幼少時より読売巨人軍のファンであり、小学生時代に少年野球に入ってプレーしていたことから、「小学生の時にどこのポジションを守っていたんですか」と問われ、「小学校の時に野球をやっていて、少年野球で頑張っていたんですけど、ずっと小学校5年生の時までセカンドをやっていて、(後輩が入ってきて)小学校6年生の時にファーストを守っていました」と、答えた。
また、「●●っぽい」と足立のイメージを募集したところ「ユルフワキャラと思いきや意外とツンデレ」との投稿が。
これに足立は、しばし考えて「お友達で人を観れるっていう人がいて、その人が言うには、私は「周りには優しいけど、自分のパートナーにはすごく厳しいんじゃないか」と言われたので、ツンデレとは真逆かな」と、ただ、その友達の見立てが政界かどうかに言及はなかった。
「甘いものが好きそう」という投稿に破棄、「逆だぁ。私は焼き鳥と白米が好きです。恥ずかしいけど、かわいいものがいえなくて。甘いものも嫌いではなく、苦手でもないですが、ガツガツしたもの、茶色いのが大好きで。和風な味付け煮物とか好きです、お醤油の味とか」とし、焼き鳥は「大学時代、溝の口の焼き鳥屋は全て行ったんじゃないかな。夜中5時までやっているみせもあるので、ぜひ」とすすめた。
最後は、観客席にむかってサインボールを投げるプレゼントコーナーへ
過去、2度ほど始球式を親子なった経験があり、18年には華奢な体からは想像できないほどのスピードボールを投げ、甲子園のファンをどよめかせ、19年にはど真ん中のストライクを投げ喝さいを浴びるほどの実力。
「2階席の方はごめんなさい」と、さすがに届かないようだったが、きれいな投球フォームから左、右、真ん中と、3回客席に向かって投球!なかなかの飛距離を出し、その片りんを見せていた。
<歌唱曲セットリスト>
1.私今あなたに恋をしています
2.Film
3.フレーフレーわたし