京アニ、41歳放火犯「パクリやがって」と怒り、「死ね」と液体をまき火を付けた 男女16人死亡、10数人が心肺停止

 アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』シリーズや『けいおん!』『聲(こえ)の形』などで知られるアニメ制作会社『京都アニメーション』の京都市にある「第一スタジオ」で7月18日午前10時半ごろ、爆発的な火災が発生した。

 各局の午後から夕方のニュースで報じられたところによると、「爆発音がし、黒煙が上がっている」と、近くの住民から119番通報があり、駆け付けると3階建ての建物が燃焼。

 市消防局によると、従業員ら男女16人が死亡。心肺停止者が10人前後いる模様で、重軽傷者が36人。3階から屋上につながる階段部分にかけて多くの人が取り残されている模様。安否が確認できていない従業員も多数いるという。

 府警によると、41歳の男がスタジオに入り、「ガソリンのような液体をまき火を付けた」という趣旨の話をしており、放火の疑いで調べている。

 現在、男性は、顔、胸、手など広範囲にやけどを負っており、市内の病院に搬送され、麻酔で眠っている状態だというが、容態急変の恐れもあるという。

 目撃者によると、男はポリ容器を持ち、ガソリンのような液体をまくと、「死ね」と叫びながら火を付けたという。その後、男は逃走したが、京都アニメーションの男性従業員1人が追いかけていき、府警が付近の路上で男の身柄を確保したという。

 その際、府警が「どうしてこういうことをしたんだ」などと問いかけると、男は怒った様子で「パクリやがって」と、声を荒らげたという。

 また、現場には刃物が落ちていたといい、男が持ち込んだものなのかを調べているという。


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