宮迫博之、田村亮会見で家族の反応や損害賠償、吉本興業のファミリーとビジネスライクの使い分けへの質問に答える【会見全文6】

宮迫博之、田村亮会見で家族の反応や損害賠償、吉本興業のファミリーとビジネスライクの使い分けへの質問に答える【会見全部6】1

 【宮迫博之 結果として吉本興業に対して暴露会見となってしまったことへ「事実ではあるにしてもこんなことを言う会見がしたかったわけではないんです」【会見全文5】より】

 ──吉本に戻って続けたいという気持ちはある?
 宮迫:すみません。あまりに急激にいろんなことが起こりすぎて。何よりも僕が当初ついたウソで、ここまでの騒動になっているので、自分のせいでこんなことになっているので、正直、今は今後のことはまだ考えることはできません。すいません。

 ――亮さんはどうですか?
 亮:僕も本当に今、この先のことは考えられないという気持ちです。今は感情的に言っているように見えてしまっているのが残念ですが、事実を伝えるということを今日は決めて、この会見にのぞんでいるので事実、ウソをつかない、感情的になっているように見えたら申し訳ないなと思いました。そして先のことは今は考えられないです。

 ──リポーターの川内と申します。亮さんの吉本からの契約解除がこの会見中に発表されたようですが、それを聞いてどうですか?
 亮:契約解除と思ってやってきていたので、さほどビックリはしていませんが、なぜ宮迫さんと同じタイミングではなかったのかなというのが疑問です。僕はその時にはそういう風に聞いていたので、なぜ今まで待っていたのかも正直わからないです。

 ──会見を開いたがゆえにそういう結論を(吉本興業側から)出されたというように感じるが。
 亮:2時間後にQ&Aのところに行かない時点で、僕は契約解除をされても仕方ないと思っていたので、この会見のせいではないと思っています。僕は、Q&Aに行ってないからだと思います。

 ──亮さんは引退は考えているのか。
 亮:契約解除ということなので、今後何をするかということを考えているので、今の時点では引退とは考えていないです。

 ──ウソをついて大騒動となってしまったこと。ご家族にはどのように説明されましたか。
 宮迫:妻はやはり一般の人間なので、なぜ謝罪会見ができないのかと、同じように言ってました。正直な話を言う場なので言いますが、させてもらえないということをずっと会話をしていると、もう辞めた方がいいんじゃないかと。責任を取って。「自分のせいなんだから、後輩たちを巻き込んでいるんだから、責任もとって引退も考えたら」とは言われていました。息子は大学生なので正直、しっかりと話すことは逆にできていません。というか、事の経緯をちょこちょこ言おうとしたんですが、「わかったわかった」とさっと離れていくので。彼がいま、どのように感じているのかというのは、父親としては失格なんですが、今ははかりかねます。
 亮:今の状態でいうと、妻は「やっと言えるのか」という気持ちで。今後、どういうふうになるかわからないけど、本当のことを言って、しっかり謝罪してきなさいと。そのあとどうなろうと、本当のことをしっかり伝えて、自分の子どもにちゃんと見せられるような会見にしなさいと言われました。

 ──その通りにできましたか?
 亮:ウソをついていることは1つもないので、真実は伝えられていると思います。

 ──会見を聞いていると引退か契約解除かという二者択一を迫られているような気がしています。本来なら引退も契約解除も回避したかったのか。
 宮迫:本来は謝罪会見をしたいということでしたので、とにかく自分たちの口で謝らせて頂きたいと思っていたので。その二者択一の選択はビックリはしました。
 亮:僕ももちろんそうです。宮迫さんが、その当時おっしゃってくれたように「自分は引退してでもいい。亮は残してほしい」と言っていたのに聞いて頂けなかったので。「亮もクビだ」と。それか2人とも契約解除ということで、宮迫さんもずっと悩んでいたのは申し訳ないなと。僕のことを守ろうとして、引退のことも言えないし。申し訳ないですけど、僕はそこで宮迫さんに「ここまで言われたらいれないです」という気持ちになって、今回はそれで「Q&Aにも行かなくてよろしいでしょうか」と話したので。

 ――日刊スポーツの小谷野と申します。会見では二者択一の説明ですが、吉本興業の説明では、引退と契約解除、それに加えて謝罪会見の選択しもあったと。それなのに宮迫さんが打ち合わせをドタキャンしたので、しょうがないな引退ということで発表したと言っていたんですけど、謝罪会見の選択というのはなかったんですか?
 宮迫:ありませんでした。「その2つのどちらかを選べ」でした。引退会見ならば「2時間後に戻って」ということでしたので。

 ──確認ですけど、前々日(18日)の午後9時に内々で吉本興業が会見するからと言っていたんですが、午後9時半ごろになって絶対に会見はないからと、吉本興業の下のやつが間違ってるから会見がなくなったと聞いているんです。宮迫さんと亮さんがその「打ち合わせ」に行かなかったというのは時間は何時ごろですか?
 宮迫:午後8時に戻ってこいということだったので、午後8時前後だと思います。

 ──吉本興業に確認したらきょうの会見は、宮迫さんは契約解消しているから関係ない。亮さんはまだ契約があるから、それなら「闇会見ですね、じゃあ契約解消になりますね」ということだった。それを聞いてどう思いますか。
 亮:吉本興業の判断がそうだったなら、そうなんじゃないかと。僕もその前に肚は決めているというか。淳に電話する前には決まっていたので。

 ──吉本興業がファミリーという言葉を使っています。いつもいうのは、もっとビジネスライクな関係で、契約解消だから芸人とは対等な関係であるといっています。でも、いざとなるとファミリーだからお前黙っていろといった感じで、ビジネスとファミリーを使い分けて、契約解消して、掌を返したような対応に思うが、それについてはどう思われますか?
 亮:そこの部分がちょっとずつ信用がどんどん崩れていった理由かなと本当に思う。よくいう「ギャラ僕たち何パーセントもらっているのかわからない。可視化してない」とか「契約書結んでいない」とか。そういうことの積み重ねかもしれないですし、もともとそういうのがあるのかもしれないというのと、今回のことにもつながっているのかもしれない。

 ──(吉本興業は)最初は入江さんだけを切り捨てたのが、だんだんと2人に責任転嫁していくような感じになっていったように思うが?
 宮迫:元を正せば僕のウソから始まって、会社にはその時点で大迷惑をかけています。そこに関しては、僕は会社に対して強く言うことはできない。やはり、自分のウソから始まってますので。
 亮:僕も同じ認識です。吉本の最初のリサーチのときに、僕は宮迫さんの「お金をもらっていない」に合わせてしまっている。そこからが始まりなので、切り捨てられているとは思っていない。
 宮迫:それに関しては、会社に対してもすごく申し訳ないことをしたという自覚はございます。

 ──この騒動で番組を編集しなおしたり、ロケが中止になったりといろいろな損害が発生したと思います。そのあたりのお金の話は吉本興業としているのか?
 宮迫:弁護士さんとの話の中で、引退してでもと話をしたときに、損害賠償というのは分かる?そういうのも発生するよという言い方はされたと思います。

 ──今後引退しない場合、ほかの事務所にマネジメントを頼むことはありえる?
 宮迫:先程も言いましたが、今は正直、これからのことは想像もできないので、今は考えていません。
 亮:僕もまったく同じです。考えられないです。

 ──共同通信の竹内と申します。ガバナンスの問題を伺いたいと思います。「反社会的勢力と金銭の授受があった場合は契約を解除する」という話は、今まで明示されていたのか?
 宮迫:明確にそういったことを聞いたことはなかったと記憶しています。

 ──そういう説明がないなかで契約解消というのは急だと思うのですが?
 宮迫:驚きはしましたが、何度も述べていますが、これだけの騒動にしたのは最初の僕に責任があります。急きょこうなったという驚きはしましたが、納得はできています。

 ──もし損害賠償が生じた場合は、負う覚悟はある?
 宮迫:明確に、損害を払うべきなのであれば、6月8日から会社に報告した後に、同24日までの間、収録に行っているんですが、僕はそのときに「大丈夫なのか?この後、謹慎になると、編集とか大変になると。大丈夫なのか?」ということは何度も会社に確認していましたが、それでも会社は「仕事に行ってください」とのことでした。そこに関しての損害賠償が生じるのであれば、それはしっかりお話をさせていただきたいと思います。

 ──説明する機会が得られなかったというお話ですが、吉本興業は何を守りたくて説明する機会を与えなかったのか。想像の範囲でも見解を。
 宮迫:すいません。こういった場所で自分の想像だけで何かを述べるというのは、大きな語弊が出てしまうという部分もしれないので、それはすみません。

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