マルチタレント・デーモン閣下が2日、東京・霞が関の中央合同庁舎5号館内で第1回『上手な医療のかかり方アワード』表彰式に登場した。
厚生労働省が、時間外・土日の受診や患者集中による混雑などの緩和、医療提供者側の過度な負担の緩和を目的に『上手な医療のかかり方を広めるための懇談会』を2018年に開催。その際に、「『いのちをまもり、医療をまもる』国民プロジェクト宣言!」を公表したが、今回、そのプロジェクトの一環として、医療のかかり方の普及・啓発や医療従事者の負担軽減に向け優れた取り組み、並びに医療受診の教育に関して優れた取り組みを行っている企業・団体・自治体を表彰・事例を共有することを目的に応募総数79件のなかから表彰を行うこととなった。デーモン閣下は昨年に『上手な医療のかかり方大使』に任命されたことからゲストとなった。
会場内では厚生労働大臣賞 最優秀賞をはじめ、厚生労働省医政局長賞から6つの賞(保険者部門優秀賞、医療関係者部門優秀賞、企業部門優秀賞、民間団体部門優秀賞、自治体部門優秀賞、チラシ部門特別賞)を各2件表彰。デーモン閣下はこのプレゼンターを務めることとなり、ポスタービジュアルと同じ白衣姿で登壇。
デーモン閣下は壇上で、「我が輩は、一昨年から昨年にかけて『上手な医療のかかり方を広めるための懇談会』というものの一員として、この周辺で5回にわたってそのいろんな識者の人達と話をして、いま日本の医療がここまで危機的な状態にあるのかということを初めて知るに至る。今年に入って、『上手な医療のかかり方大使』として日本の医療を危機的な状況をみんなに知らせないといけないと。(スローガンの)『あなたが知れば医療は救える。』ということを国民に広く広める役割として任命されている状態。また、きょうのような機会があって、それが一段とみんなに伝わればいいなと思っております」と、心境をスピーチした。
その後、デーモン閣下は各賞受賞の企業や団体へのトロフィーの授与プレゼンターを務め、登壇者1人1人を手厚く祝っていた。
■各賞受賞
○厚生労働大臣賞 最優秀賞
・ブラザー工業株式会社
○厚生労働省医政局長賞 保険者部門優秀賞
・ダスキン健康保険組合
・全国土木建築国民健康保険組合
○厚生労働省医政局長賞 医療関係者部門優秀賞
・飯塚病院
・横須賀市立うわまち病院
○厚生労働省医政局長賞 企業部門優秀賞
・株式会社タニタハウジングウェア
・日本航空株式会社
○厚生労働省医政局長賞 民間団体部門優秀賞
・たかはま地域医療サポーターの会
・NPO法人VPDを知って、子どもを守ろうの会
○厚生労働省医政局長賞 自治体部門優秀賞
・宮崎県延岡市
・県民みんなで支える岩手の地域医療推進会議
○厚生労働省医政局長賞 チラシ部門特別賞
・パナソニック健康保険組合
・練馬区医療環境整備課