元『NEWS』の手越祐也(32)が株式会社SASAの立ち上げた『INGプロジェクト2020~お弁当でひとり親家庭の力に~』スペシャルサポーターに就任したことが30日、発表となった。
株式会社SASAは、六本木でカジュアルイタリアン『Noza Caza(ノザカザ)』を運営。今回のプロジェクトでは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で生活が苦しくなったひとり親家庭にメッセージ付きのお弁当を月~土の6日間にわたり毎晩、無償で配達するものとなる。
手越は今年6月から『INGプロジェクト2020』にボランティアで参加。これまで4日にわたり都内のひとり親家庭への弁当の配達を担当したほか、弁当に使う玄米400キロを寄付。今後も「スペシャルサポーター」として定期的に配達する予定という。
プロジェクト参加へ手越は、「僕もシングルマザー家庭育ちなので、お母さんだけの家庭の大変さは分かるのと、コロナの影響で飲食店の経営が大変な中なのに人のことを助けるという、なかなか普通の人にはできない活動をしていることに心を打たれて、僕が参加することでそのような家庭や活動があるということを少しでも多くの人に知ってほしいと思って参加しました」と、説明。
実際に配達してみて、「シングルマザーのご家庭はお母様が働かれているので、子供が1人ぼっちで過ごしている家庭が多い。INGプロジェクトで少しでも多くの家庭に弁当を届けることによって、お母様の負担が少しでも減ればいいなと思いました。弁当を届ける時に『元気もらいました。ありがとうございます』と言って頂きますが、僕が逆に子供達やお母様に元気をもらっています」と、実感を。
さらに、「ひとり親家庭のみなさまのことは本当に尊敬しています。これから全面的に僕がこの活動をすることで、少しでも多くの支援やお弁当を運ぶメンバーを増やして、東京だけではなく全国に支援の輪が広がっていくといいなと思っています。大きなことを言うようですが、『日本中がみんな笑顔になる』それを目標にこれからも活動を続けていければと思います」と、メッセージを寄せている。
『INGプロジェクト2020』代表の笹裕輝氏は、「手越さんとはこのプロジェクトを通じて知り合いました。初めてお会いした時に、手越さんは『自分も母子家庭で育ったので、みなさんがお届けしているご家庭が大変なのは充分に理解できます。ジャニーズに拾って貰っていなければ、みなさんが届けている家庭と同じ境遇だったかもしれない。自分に影響力があるのは分かっているので、もし自分がお届けすることで、お子様やお母様が元気になってくれるのであれば、良かったら僕に手伝わせて頂けませんか?』と私達の目を見て熱く語ってくれました。この言葉を聞いて『ぜひ手越さんに協力してほしい』と思い、すぐに配達をお願いしたのを今でも覚えています」と、手越とのやりとりを回想している。
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