俳優・妻夫木聡(39)、女優・今田美桜(23)が23日、『ハロウィンジャンボ宝くじ』『ハロウィンジャンボミニ』発売記念イベントをオンラインで開いた。
1等賞金が3億円で前後賞合わせて5億円の宝くじとなる『ハロウィンジャンボ宝くじ』と、1等賞金が3000万円で前後賞合わせて5000万円の『ハロウィンジャンボミニ』が23日から10月20日まで発売。2人は吉岡里帆、成田凌、矢本悠馬とともに5人で“5兄妹”としてCMキャラクターを務めていることからゲストとなった。
ハロウィンにちなんで仮装姿となった2人。妻夫木はマント姿となり「マントは普段着ないですね、なかなか」と笑えば、今田は猫耳姿となり「普段つけないウィッグもして」と、ニッコリ。
仮装について、妻夫木は「昔『キングコング』の西野(亮廣)くんと一緒に仮装して歩きました。そのとき、買いに行ったらルパン三世の格好があって、このままだとアレだなと思って、シュワルツェネッガーのマスクをかぶってました」と、思い切り楽しんだのだとか。しかし、それだけ仮装しても「みんなスルーしてて“俺、普通なのかな?”というくらい通り過ぎてて。アンバランスだからリアクションもらえると思ったらノーリアクションでしたね」と、ちょっぴり寂しさも感じた思い出になったようだった。
そんななかハロウィンで着てみたいコスチュームはという問いかけもあり、今田は「1つ男装をやってみたいです。ショートのウィッグをつけて。スーツを着たいです。サラリーマンですね」といえば、妻夫木は「じゃあ女装する?(笑)」と乗っかり、「金髪の長いサラサラのやつが憧れますね。スカート履いてみたいですけど、ミニはちょっときついんじゃないかな。CAさんくらいにしようか。ミニじゃないという感じの程度に、ヒール履いて」と、思い浮かべて楽しむ一幕もあった。
話がCMの話題へ。妻夫木は「初回は初対面の人が多かったからワイワイ話す感じではなかったかも」と距離があったそうだが、「段々みんなキャラが濃くなってきてみんなのど飴持参するというか。僕叫んでるから最後の方声が枯れてきちゃって(苦笑)」と、演技に熱が入っていったのだとか。今田はといえば「私は(実家では)長女なんですけど、CMでお兄さんお姉さんができて楽しいんです」と、また新鮮な気持ちになっているのだとか。
すると、妻夫木も自身の家族の中では「甘えん坊の末っ子でした」と話しつつ、「ここまでの大家族は昔ドラマでやらせて頂きましたけど、最近お兄さんをやらせて頂くことが多くて。自分も段々おじさんになってきたんだなと思いました」と、実感することが多くなってきたようだった。
それぞれCM共演してみて、印象が変わった人物は?という問いに、妻夫木は、「(矢本)悠馬が結婚して子供もいて、しっかりお父さんというのがイメージと違いました」としみじみ。今田は「吉岡さんはもっとフワフワとした方と思っていたら本当にお姉さんで、休憩時間も一緒におやつ食べてました」というと、妻夫木も「できあがったCMを観たときに吉岡さんの方に目が行っちゃうので、存在感あるなと思います。当然そうなんですけど、想像以上にお姉さんですね」とうなずいていた。
もし5億円が当たったらという話も振られた。今田はこれに『世界各国の美味しいものを食べ尽くしに行く』とし、「高級なものも食べ尽くしたいと思いました」といえば、妻夫木は『家を建てる』とし、「土地がいくらだろとか現実的に考えてしまいました。今年40なんでそろそろ考えないとと思って一軒家も男のロマンもありますので。見晴らしがいいところがいいですよね。子供のころ一軒家に住んでいたことがあったんですけど、僕の中で原点になっているところがあって、その窓から見える景色は大切にしたいなと思います」と、一軒家への夢を膨らませる。
さらに、妻夫木は一軒家へ「2階建てで地下がほしい。台詞の練習をするときにうるさいといわれちゃうので」と役者らしいコメントとともに、「ホテルで時代劇の台詞の練習をしているときに隣の部屋から『ござる』だってと言われて。それ以来、家では枕を当てて練習するようになって」と、苦笑いしながら話していた。
ほかにも、宝くじのイベントということで験を担ぐことはあるのかと質問があると、妻夫木は「勝負パンツみたいなのはありますね。でもそれが擦り切れてきちゃって。上手にできるように“ジョーズ”のパンツなんです。あたらしいやつを買ってゆるゆるになっちゃって。でも結局毎日勝負になっちゃってるから、洗ったらすぐはくみたいになってきて」と、告白していたが、「この話し、いいかげん40なんで使わないでください(苦笑)」と、少し恥ずかしげ。
さらに、妻夫木は今田へ「勝負パンツみたいなのないでしょ?」と問いかけると、今田は「気分がアガるものを持ったりとかはあります。きょう頑張ろうというときの制服とか、身につけたりします」と、話していた。