女優・柴咲コウ（39）、女優・大島優子（32）、ジャーナリスト・伊藤詩織氏が8日、東京・銀座のブルガリ内で『BVLGARI AVRORA AWARDS 2021』国際女性デー 発表記者会見に出席した。
ブルガリ ジャパン株式会社が、さまざまな分野から比類なき才能と創造性に輝く『Inspiring Women（～創造力と知性そして才能に満ち溢れ、多くの人々にインスピレーションを与える女性～）』の功績や活動にスポットライトを当て、その生き方を讃え、アワードを授与する『BVLGARI AVRORA AWARDS（ブルガリ アウローラ アワード）』。2021の受賞者発表に先駆け3月8日の国際女性デー当日に記者会見を開催となった。本アワードを2016年度に受賞した柴咲、2020年度受賞の大島、そして、20年度受賞者であり21年度の推薦者となった伊藤氏がゲストとなった。
大島は2020年度の受賞の際に、「私なんかでいいのかなという感じで、自分の選んできた人生の選択を丸を頂いたような気がして、自信を与えていただきました」と、当時の心境を。
司会からは度胸がついたきっかけはある？との質問が。これに大島は「大半を占めているアイドルグループ『AKB48』の活動していた時期というのは度胸をつけさせて頂いた感じがしています。仲間と一緒に売れてない時代からやっていたので手を取り合って度胸というものをつけて、『荒波の中を1つの船で進んでいかなきゃ』という思いでやっていたのでそこから身についてきたのかなと思っています」と、振り返った。
今後チャレンジしたいことへ大島は「明確なチャレンジはないですけど、新しいものに手につけたいなと思います。触れたことのないものには吸収して自分の成長の糧になるようにというので過ごしていきたいなと思っています」と、前を向いていた。
そんな大島がインスパイリングしている人物は「祖母ですね。90歳を超えているのですが元気で、しょっちゅう私に電話をかけてきてくれて、ご近所のことを話してくれるんです。その電話で人生で何かを起こそうとしているというのを感じています」と、いつまでも前向きな姿に元気をもらっているそうだ。
さらに、大島は、「小さいことでも感じ取って、幸せを体の中に取り入れるという作業がすごく好きですけど、料理がちょっとおいしくできたなというだけでも幸せを感じたりとか、季節の変わり目で、空気が済んと変わった瞬間も好きだったり、そいう些細なことですけど、そういう部分を大切に自分の心が動いて行動に、それがお芝居にもつながってくるので。そういう出来事があることに、常に感謝するというのを大事にしています。感謝することにによって周りの人にも影響というかパワー、エネルギーとして伝わっていて、ハッピーをシェアできればと思います」と、自身のスタンスを語ることもあった。
事前に一般の方から寄せられた質問のなかで、光り輝くための努力くじけそうなときにしていることはある？との問いかけが。これに、大島は「人一倍の努力をする前に、それが好きかどうかというのが重要かなと思いますね。好きだからこそ夢中になるし、努力するという状態になれば心が折れてしまうときでも、経験の糧になると思うんです。本当に好きなことをやれるというのはなかなかできないことかもしれないですけど、好きなものをまず見つけてみて、努力をしていくのが幸せかなと思いますね」と、自身の考えを披露していた。
そして最後に3人から今後、『BVLGARI AVRORA AWARDS』に期待したいことはとの質問が挙がり、大島は「『BVLGARI AVRORA AWARDS』を頂いて、自身のことを信じる強さを頂きました。これからも、勇気と自信を与えられるようにと思っています」とメッセージを寄せ、伊藤氏は「普段はカメラの後ろにいる存在なので、こうして壇上に立たせて頂いて、いままで取材してきたことや、素晴らしい機会で、新しい発見をできるというのを感じました」と、伝える。
そして柴咲は「きっとどんな職種の方でも、ときに迷ったりとか自分の方法は合っているのか振り返りたくなると思いますが、こうしたときに選ばれたりすると、その人がどのように考えているのか、みんなで共有することができると思います。女性は共感力が強みではないかと思っています。大変だねそうかと聞くだけでなく、聞くことで当事者の思いをくみ取って発信していく強さがると思いますので、職種や活動を超えて、またスポットを当てて頂ければいいなと感じています」と、期待を寄せていた。
