秋篠宮家ご夫妻の長女・眞子さま(25)がご婚約されることが16日、わかった。各社ニュースが報じたところによると、お相手は国際基督教大(ICU)時代の同級生で、横浜市在住の小室圭さん(25)。
小室さんは横浜市在住で、母親と祖父との3人暮らし。帰国子女で、高校までインターナショナルスクールで過ごし、2014年に眞子さまと同じICUを卒業。現在は都内の法律事務所に勤める傍ら、一橋大大学院に在籍し、経営法務を専攻している。弁護士資格はないという。
現在は法律事務所に勤務しながら一橋大大学院で学び、大学生だった2010年には、神奈川県藤沢市観光協会が主催するコンテスト「湘南江の島 海の王子」に選ばれ、各同市のPR活動を行っていた。周囲から「王子」「プリンス」とも呼ばれる爽やかなイケメン。
眞子さまはICUを卒業後はイギリスのレスター大大学院に1年間留学し、文学修士(博物館学)を取得。2016年から東京大学総合研究博物館の特任研究員として週3日ほど勤務されている。
お2人の出会いは約5年前。留学に関する意見交換会の席で小室さんと知り合い、眞子さまが電車で横浜に通われてデートをされるなど、交際を続けられてきた。
宮内庁の山本信一郎長官は16日夜、眞子さまの婚約について「婚約に向け、しかるべき時期に発表するべく計画を進めていましたが、このような形になってしまった。正式な婚約時期は未定」と、説明した。関係者によると、天皇、皇后両陛下も承知しているという。
小室さんは17日午前10時ごろ、勤務先の法律事務所が入るビルで報道陣の取材に応じた。
まず、「長時間お待ちいただき申し訳ございません」と、深々と一礼。「よろしくお願いします」と、また深々と一礼。
報道陣から「率直な今のお気持ちは?」「眞子さまのどんな人柄にひかれましたか?」と、矢継ぎ早に質問が飛んだが、婚約内定前なため、「時期がまいりましたら、改めて話をさせていただきたい」と、終始笑みを浮かべつつ繰りかえした。
しかし、その一方で、「昨日から今日にかけて、眞子さまとはどのようなやり取りをされたのですか」との報道陣からの問いかけには、「今日の朝、電話で『行ってきます』『行ってらっしゃい』という会話をさせていただきました」と、明かされた。
一方、眞子さまは午前10時半ごろ、お住まいの宮邸がある赤坂御用地から勤務先である東京大学総合研究博物館にむけて車で出発。後部座席に座り、窓を開けて集まった報道陣に笑顔で会釈を繰りかえした。
この後、民間で「結納」と呼ぶ「納采(のうさい)の儀」→結婚式の日程を告知する「告期の儀」→結婚して皇籍を離脱される眞子さまに皇室から渡される、ご結婚に際して支給される一時金の金額を決める「皇室経済会議」→天皇陛下に、お嫁入り前のご挨拶に行かれる「朝見(ちょうけん)の儀」→結婚式という手順で行われるというが、その時期は未定だ。