お笑いコンビ『EXIT』の“かねちー”兼近大樹(30)が13日、オンラインで開催された『サマージャンボ宝くじ』『サマージャンボミニ』発売記念イベントに俳優・妻夫木聡(40)、吉岡里帆(28)とともに登場した。
1等賞金が5億円、1等の前後賞が各1億円で、1等・前後賞合わせて7億円の『サマージャンボ宝くじ』と1等3000万円、1等の前後賞は各1000万円で、1等・前後賞合わせた賞金額は5000万円の『サマージャンボミニ』が13日から8月13日まで発売。これに合わせたイベントで妻夫木、吉岡ともに『ジャンボ宝くじ』CMキャラクターとしてレギュラー出演しているが、兼近はCMゲストとして今田美桜演じる次女・ミオのボーイフレンド的な感じの役で出演している。
妻夫木は黒とグレーの縞の浴衣、吉岡は水色を基調とした浴衣、兼近はカラフルな浴衣で登場。兼近はカメラに映った瞬間にマイクを通さずエアーで“よっ!”といった感じで手を挙げるお茶目さを見せつつ、「突然のチャラ男カット・インしました(笑)。アヒージョより熱い夏にしたいと思います!」と、若干カミカミになりながらあいさつ。
さらに、妻夫木が話す横で、隣で帯を直すようにがちゃがちゃと兼近の動く手が映し出される一幕もありつつ、浴衣へは「着るっていうより作ることが多くて、5月に使えなかった鯉のぼりを入れました。もうちょっとダメージを入れておけばよかったなって」と、コメント。これにMCが「本当に作るんですか?」と、真偽を確かめにいくと兼近は「ほんとかどうかは聴いちゃダメです!」と、笑いながら返していた。
CM撮影の話題へ。現場の兼近へ吉岡が「馴染み方が早すぎてビックリしてます。現場でもプロフェッショナルすぎて、美桜ちゃんの彼氏・友達という微妙なところの感じなんですけど、美桜ちゃんとの掛け合いが面白すぎて、本当にカットがかかるたびにみんな笑ってて。ほかのキャストの方と『ほんと、やばいね、今回(笑)!!』って!NGも本当に面白いんですよ!」と、笑いが絶えなかったのだとか。
ちなみに、兼近は吉岡に好意があるそうなのだが、撮影ではなるべく視線をそらすようにしていたのだとか。「5年ぐらい前に『吉岡里帆大好きだ』とつぶやいていたのでファンの方は知ってると思いますけど、ほかの吉岡里帆ファンのために公平にするために、思春期の学生みたいに興味ないですという感じを出していたので」と話し、吉岡は「撮影中全然目が合わないというか、そんな目茶苦茶喋るという時間もなかったので」と、納得行ったようだった。
これに兼近は、「妻夫木さんが引っ張ってくれたので」と謙遜しつつ「『つなぐバッティングより1発狙っていけ』と言ってくれて」と、アドバイスも受けたのだとか。しかし、妻夫木はこの発言には見に覚えがないのか首を捻りながら話を聞く姿も。この“逆襲”か妻夫木は兼近へ、「本当はすごく謙虚な方なんですよ。ブーストがすごいんですよ。どーんとハイパーダッシュモーターみたいな感じで」と、ぶっちゃけて兼近を赤面させる。
さらに、妻夫木は兼近の勢いに当てられたそうで、「CM始まって僕だけ40歳ですけど、今回初めてジェネレーションギャップを感じました」と、置いていかれそうになったと告白し、兼近も「トレンドあんなに押さえてると思いませんでしたよ。でも、ちゃらついたあとに、めちゃめちゃ照れるんですよ(笑)」と、証言。すると妻夫木は「あんなに反省した帰り道はないです」と、苦笑いだった。
ほかにも撮影エピソードとして兼近は、「5人との共演はウルトラの5兄弟と共演した気持ちでした」と、感想を。さらに、兼近は「みんな褒めてくれるんですよ!だから、家帰ってみなさんが盛り上げるために言ってて、『あいつ喜んでたな(笑)』って不安になって」という気持ちにもなったそうだ。
イベントでは、7億円をアンベールし、その“盛り”具合に兼近が「成人式のギャルの髪型くらい。半年前なら抱えて逃げてたかも」と軽口を叩いたり、縁日の射的のようなゲームに挑戦した際は銃を構える前に「普段、視聴者のみなさまのハートを撃ち抜いているので」とのセリフも飛び出し盛り上げたり、夏の思い出を聞かれた際は「裕福な家庭じゃなかったんで、夏休みになると給食がなくなって、兄弟4人腹が減ってたんです。そのなかに、カラフルなソーメンがあって、ソーメンを思い出して(髪色を)このピンクにしました」とのコメントも飛び出していた。
そして最後に兼近が、急にキリッとしだし「夢を追いかけることって、全然悪いことじゃなくて、そのときに流れる汗はめちゃめちゃ綺麗だと思います」と、真面目に話していたがこれに吉岡と妻夫木は爆笑。直後妻夫木は「それはドリームジャンボじゃん、サマージャンボだから!」と、ツッコミを入れることを忘れなかった。