総合スーパー「イトーヨーカドー」(株式会社イトーヨーカ堂)は4月2日、都内・イトーヨーカドー アリオ西新井店で『ミライかけはしプロジェクト オープニングセレモニー』を実施した。
同プロジェクトは、『お買い物を「未来をかえる」きっかけに』をテーマに、いま世界にあふれる地球温暖化、資源・食糧問題など、さまざまな社会課題に取り組むことを目的としている。
当日は、協賛企業の大手メーカー10社と、「ベルマーク」の取り組みで協力する1社の計11社の幹部が登壇した。
イトーヨーカ堂の山本哲也社長は、「地球温暖化や食料・資源問題などさまざまな社会課題が世界中にあふれている。お客様をはじめ協賛企業様、生産者様、行政機関の皆様方のご支援のもと、サステナブルな社会づくりに積極的に取り組んでまいります」と、あいさつ。
「買い物の未来を変える」きっかけとして、
イトーヨーカドーの一部店舗で行われている古紙やペットボトル回収を目的とした「リサイクルステーション」で集められた資源ごみをリサイクルしてできた「再生糸」を一部に使った肌着「ボディクーラー インナー」
昨年10月に行った『衣料品回収キャンペーン』で集まった廃棄衣料や生地を回収・リサイクルして生まれた素材「RENU」(レニュー)のパンツなどを売り出している。
「脱プラスチック」のビジネスシャツをプライベートブランドで販売
販売時に首回りなどの形を整えるために使っている資材をプラスチックからファイバー紙に変更。ペットボトルに換算すると、年間20万本分相当のプラスチックを削減。
「環境にやさしい買い物」として
石油由来のプラスチック削減のため、「環境配慮型カトラリー(刃物の総称)」に変更
植物由来(バイオマス)の素材を25%配合したスプーンやフォーク等の環境に配慮したカトラリーに変更する(※2022年4月以降順次切り替え予定)
自然環境の保護をサポートするコーヒー
国際フェアトレード認証を受けたコロムビア産コーヒー豆100%使用したコーヒーの販売
また、売り上げの一部を、世界の子どもたちを救う活動を行っている基金に寄付する文房具などの商品を提案したり、食品では、食の安心安全を食卓に届ける『顔が見える食品。』シリーズなどの具体的な取り組みを紹介した。
また、セレモニー内では、「ベルマーク協定締結式」や「子供の未来応援基金 寄付贈呈式」も行われた。学校に設備や教材を届けるベルマークの店頭での収集は、2021年5月までの10年間で1500万点を突破した。
■登壇者:
内閣府 副大臣 赤池 誠章
公益財団法人ベルマーク教育助成財団 常務理事 小野 高道
江崎グリコ(株) 執行役員 セールス本部⾧ 若椙 修吾
キユーピー(株) 代表取締役 社⾧執行役員 髙宮 満
キリンビバレッジ(株) 代表取締役社⾧ 吉村 透留 ベルマークのみ
キリンビール(株) 代表取締役社⾧ 堀口 英樹
小岩井乳業(株) 代表取締役社⾧ 丹羽 大二
東洋水産(株) 執行役員 東日本営業担当 兼広域営業部部⾧ 白井 秀幸
日本製紙クレシア(株) 取締役 ヘルスケア用品 営業本部⾧ 髙橋 康弘
ハウス食品(株) 営業本部 広域営業部⾧ 西村 正徳
マルハニチロ(株) 常務執行役員 加工食品ユニット、ファインケミカルユニット 各ユニット⾧ 若宮 靖史
(株)Mizkan 代表取締役社⾧ CEO 吉永 智征
メルシャン(株) 代表取締役社⾧ ⾧林 道生
(株)イトーヨーカ堂 代表取締役社⾧ 山本 哲也