水泳の金メダリスト・池江璃花子選手（22）が6日、都内で『池江璃花子選手 横浜ゴム所属 発表会』に登場した。
池江選手がタイヤ販売などで知られる『ヨコハマタイヤ』ブランドを持つ、横浜ゴム株式会社と契約を発表し所属となる。この狙いとして同社代表取締役社長・山石昌孝氏から「あるインタビューを拝見して、『挑戦に限界はないと思っていて、世界記録まであと1秒となっても同じ人間が達成しているものであり、私もそこにいけないわけがない』とおっしゃっていて、行動指針に共通しております」と、同社の姿勢にマッチしたことから、契約となったことが明かされた。
「自分で選んだスーツです」という、ベージュのスーツ姿で登場した池江選手。「あらためて横浜ゴムの一員になることができたんだなと感じています。会社員としても、横浜ゴムのタイヤのように粘り強い人になっていければいいなと思います」と、入社へ向けて抱負を。
入社先を同社となった理由を問われ、「いま私の先輩方である女性の先輩たち、たくさんの方々とお話させて頂いたときに、タイヤの会社で、男性のイメージがあるかもしれないですが、そのなかで女性社員の方たちが楽しそうにされている雰囲気を見て、この中に入ったら、ワクワク楽しいい社会人生活ができるんじゃないかと感じて、それが1番強いです」と、雰囲気を重視したそう。続けて、自身も運転をすることから、「毎日のように運転してますので、関係ていて従事するところに関係していますので、そこも要因の1つになっています」とも語った。
会場では池江選手が今後着用する新ユニフォームも初公開。「いままでは白を基調としていましたけど」と、黒を基調としたスタイリッシュな雰囲気が漂っていたことに、魅入っていた。
さらに、新たに新社会人となる池江選手が“はじめての名刺交換”をマナー講師に習いながら行っていくことに。次々と指導され照れ笑いするフレッシュさを見せる中、無事交換を終え、「悩むことも、分からないことだらけであると思いますけど、せっかく社会人になった機会ですので全力で取り組んで苦しいことにも取り組みながら、長い人生を過ごしていければと思います」と、社会人に向けての抱負を語った。
社会人になったらやってみたいこととして、「経営企画部広報室に配属となるので、今後もこうしたPRイベントもあると思うので、横浜ゴムのイメージアップに貢献できればと思います」と、会社への貢献を語るとともに、新しく始めたいこととして、「個人的にワインが好きでいつかワインのソムリエの資格を取りたいなと思います」とも。
そして、「水泳選手をメインに活動することが多いと思いますが、社会のことを学んで、人として成長していけるように頑張りたいという心もあります。人として社会人として、みなさんの一員となって世界で活躍できる選手になりたいと思います。自社の魅力をたくさん知ってみなさんにお伝えできれば」と、胸を弾ませていた。
