【平昌五輪】フィギュアスケート 男子シングルSP!宇野昌磨選手、「決して自分の完璧な演技ではなかった」

【平昌五輪】フィギュアスケート 男子シングルSP!宇野昌磨選手、「決して自分の完璧な演技ではなかった」1

 平昌オリンピックは16日、フィギュアスケート 男子シングルSPを行い、宇野昌磨選手(20=トヨタ自動車)が登場した。4回転2本を完璧に決め、得点は104.1点7の3位で、羽生選手とのW表彰台を狙う。

 羽生選手の演技に影響されたのか、団体戦に出たネイサン・チェン(米国)とミハイル・コリヤダ(OAR)の2人がジャンプを連続して転倒する。コンビネーションジャンプが飛べないなど、信じられないミスを犯し、嫌な雰囲気の中、宇野選手が登場。

 曲はビバルディ「四季」 協奏曲第4番「冬」。団体戦ショートでは手をついてしまった冒頭の4回転フリップだったが、今度はきれいに着氷。フライングキャメルスピン、ステップシークエンスでつなぐと、後半、最初の4回転トウループ+3回転トウループというコンビネーションジャンプを成功させる。右手で小さくガッツポーズを作る。続く、トリプルアクセルは何とかこらえ、足変えのシットスピン、コンビネーションスピンをまとめてフィニッシュ。演技後は右手でガッツポーズをし、笑顔ものぞかせた。得点は104.17点(技術点58.13点、演技構成点46.04点)。

 宇野選手は、「(演技直後、ガッポーズもでましたね。いかがでした?)決して自分の完璧な演技ではなかったんですけども、それでもいまのコンディションで、満足行く演技ができたので、ガッツポーズが出ました。
 (ひとつひとつの要素は、自分の中で振り返ってどうでしたか?)(4回転)フリップももう少しできたかな。あと、4回転(トウループ)、3回転(トウループ)も、もう少し団体戦のほうがよかったかな。トリプルアクセルも前過ぎてしまって。あと、スケーティングでよくつまづくところが多かったので、気持がちょっと高まり過ぎちゃったのかなぁと思いました。
 (団体戦経験されましたけど、やっぱり、個人戦は違いますか?)そうですね。団体戦は“無”という感じだったんですけど、(個人戦は)気持がどんどん上がっていくのがわかって、緊張だと思うんですけど、緊張すると僕は体が動きすぎてしまうので、それを抑えるのですごい必死でした。
 (ただ、これで明日のフリーは間違いなく、いい位置で迎えると思います。明日、どんな一日にしたいですか?)こうやって笑顔で終えられるような一日にしたいです」


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