【平昌五輪】女子スキーハーフパイプ・決勝 小野塚彩那選手、5位入賞!「脳震とうの恐怖を克服できた」

【平昌五輪】女子スキーハーフパイプ・決勝 小野塚彩那選手、5位入賞!「脳震とうの恐怖を克服できた」1

 平昌オリンピックは20日、フリースタイルスキー 女子スキーハーフパイプ・決勝が行われ、小野塚彩那選手(29=石打丸山ク)が登場。得点は82.20で5位だった。

 各選手が3回滑り、最も高い得点が採用される。

 ★小野塚選手の1回目は、いきなり大技となる900(ナインハンドレット:2回転半)から入り、これを見事に決める。540(ファイブフォーティー:1回転半)、720(セブントゥエンティー:2回転)を2連続で決めるが、540(ファイブフォーティー:1回転半)でお尻付いてしまい、得点は50.80と得点伸びず。

 2回目も、900(ナインハンドレット:2回転半)で入り、540(ファイブフォーティー:1回転半)の後、720(セブントゥエンティー:2回転)を2連続で決める。540(ファイブフォーティー:1回転半)から、先ほど尻餅をついてしまった540(ファイブフォーティー:1回転半)から720(セブントゥエンティー:2回転)に難易度を上げ、見事に着地を成功させる。高さも出て、得点を77.20に伸ばす。

 ラストの3回目は、900(ナインハンドレット:2回転半)、540(ファイブフォーティー:1回転半)、720(セブントゥエンティー:2回転)の2連続。540(ファイブフォーティー:1回転半)からフィニッシュは720(セブントゥエンティー:2回転)だったが、回転がやや足りず、思わず天を仰ぐ仕草を見せる。しかし、得点は82.20と伸ばし、5位に入った。

 4位までに入った選手は、1080(テンエイティ:3回転)という大技を飛び、グラブ(スキー板を手でつかむ)の勝負で、90点超えというハイレベルな戦いだった。

 小野塚選手は、「(決勝を終えて、いまのお気持ちいかがですか?)2本めしっかり決めたことで3本目おもいっきり行けるかなぁと思ったんですけど、やっぱり最後のヒットで12月に脳震とうを起こしてしまったトリックをトライして、先に恐怖心が出てきてしまったのと、その中でベストを尽くせた結果だと思うので、点数も上がりましたし、これはこれでシッカリ受け止めたいと思います。
 (1本目からすごい気合が入っているように見えました。どんな気持でこのオリンピックの舞台挑みましたか?)上位3人のレベルが圧倒的な部分があったので、そこに食いついていけるかというところだったと思うので、そういう意味ではもう少しだったかなぁと思います。
 (12月に脳震とう起こした中で、本当に素晴らしい演技だったと思います)そういう意味で、克服できたというのは、自分にとってもすごく大きなステップになったと思いますし、
練習してきたことをやらずに終わるのが一番悔しかったので、それはしっかり出せたなぁと思っています
 (小野塚選手にとって、2回めのオリンピック。どんな舞台となりましたか?)オリンピックはオリンピックだなぁっていう感じはありますね』

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