平昌オリンピックは23日、フィギュアスケート 女子シングルFS(フリースタイル)を行い、坂本花織選手(17=シスメックス)が登場。伸びやかな演技でショート同様、自己ベストを更新する滑りで得点136.53点(合計209.71点)も、メダルには届かず6位入賞を果たした。
曲は映画『アメリ』より。冒頭のトリプルフリップ+トリプルトウループのコンビネーションジャンプを成功させると、トリプルサルコウもきれいに着氷。ステップシークエンス、フライングシットスピンでつなぎ、トリプルルッツを成功させる。
トリプルフリップ+ダブルトウループのコンビネーションジャンプでは、ダブルトウループの時に片手を上にあげて飛ぶ。これも難なく成功させる。チェンジフットコンビネーションスピンからダブルアクセル+トリプルトウループ+ダブルトウループの3連続コンビネーションジャンプでも最後のダブルトウループのときに片手を上げて飛ぶ。
ここまで、全てジャンプを成功させている坂本。コレオシークエンスから、トリプルループだったが、ここで初めて着地が乱れて、減点される。次のダブルアクセルを飛び、足替えのコンビネーションスピンからビールマンでまとめて、フィニッシュへ。
何度かうなづいて笑顔を見せた。得点は136.53点(合計209.71点)の自己ベスト更新で6位入賞を果たした。
坂本選手は、「(今日のフリー終えて、最後は笑顔で終わりましたが、いかがでしたか?)ノーミスで出きなかったことは悔しかったんですけど、この場でやりきったという気持ちはすごくあったので、笑顔で終わろうと思って、最後は笑顔になりました。
(演技始まる前にリンクに立って、緊張感が満ち満ちているのかなと感じたんですけど、そのあたりどうでしたか?)いつも以上に緊張したんですけど、そんな悪影響を及ぼすほどの緊張ではなかったので、思いっきりやろうと思ってやりました。
(17歳で初めて経験したオリンピックの舞台。どんな舞台ですか?)10代で1回経験したら、次はもっと自信を持って臨めると思うので、この歳で経験できてよかったなぁと思います
(4年後に向けて、ますます期待するファンは多いと思いますが?)せっかくなら連続で出たいなぁと思います。
(今日は、たくさんの人が日本で応援していると思いのます。最後にメッセージを)と奥から応援してくださって、本当に力になったので感謝だけです。ありがとうございました」