プロゴルファー・馬場咲希選手(18)が27日、サントリーホールディングス株式会社に所属が決定し記者会見を開催。会場には宮里藍サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 大会アンバサダー・宮里藍選手も駆けつけた。
2023年末にプロに転向した馬場選手。同社は昨年2月にスポンサー契約をしていたが、今回の契約へ同社は馬場選手の『「海外トーナメントで経験を重ね世界で活躍する選手になりたい」というプロゴルファーとしてのチャレンジ精神に共感し、一層の支援をしたいという思いから、このたび所属契約締結に至ったものです』とし、今月より同社所属となることをアナウンスした。馬場選手は宮里選手、渋野日向子選手は馬場選手の後輩となる。
契約セレモニー後のスピーチでは「みなさん、こんにちは。尊敬する宮里藍プロ、渋野日向子プロと同じ、サントリーホールディングスに所属選手となり、身が引き締まる思いです。サントリーさまには、昨年アマチュアとしてもサポートしていただいて、たくさん応援して頂き、国内外のたくさんの試合に挑戦させて頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。昨年プロテストに合格し、今年よりいよいよプロとして本格的に活動します。今シーズンは、EPSONツアーに挑戦し、より高い世界を目指したいと思います。国内の大会にも挑戦しながら、国内外で大好きなゴルフを通じて、人間としてもファンのみなさまに応援して頂けるプロゴルファーを目指して頑張ります」と、ほほ笑みを浮かべながら前を向いて話した。
この発表へ宮里選手は自身主催のジュニアゴルフ大会に出場していた馬場選手がこうして肩を並べることとなり、「私としても嬉しい気持ちでいっぱいです」と、喜びもひとしおのよう。
渋野選手からもVTRでメッセージが寄せられ、祝福するとともに、そのなかで、「藍さんと3姉妹で頑張りましょう!」とメッセージを寄せ、これには馬場選手も「すごく嬉しいです」とニッコリ。宮里選手は「非常に気を使ってくれたなって」と笑いつつ、「後輩が増えるって現役のときに想像していなかったので、こうして増えていくことがたこんなに嬉しいんだって感じました。
さらに、VTR内では渋野選手が馬場選手を「手羽先!」とあだ名で呼んでいたが、これは“ばばさき”という名前が“てばさき”に語感が似ているということでついたそうで、自身のオフィシャルホームページも手羽先なのだそうで、「普段から(渋野選手が)そう呼んでくれるときもあります」と打ち解けている様子も窺わせた。
その後、馬場選手と宮里選手によるトークセッションも開催。宮里選手から食事アドバイスをしたことや、「トライアンドエラーを繰り返して、自分の力がどこまで行けるのかと楽しみながら」と、背中を押す様子も。一方、馬場選手は宮里選手をじっと見つめ、その一言一言を大事にする姿を見せていた。
3月には米国EPSONツアーにも参加するということで、馬場選手は同社の「“やってみなはれの精神”でぶっ飛ばせるように頑張りたいと思います」と、意気込むとともに「みなさんにも引き続き応援して頂ければと思うので、その応援に応えられるような成績を残せればと思います」と、決意を新たにしていた。