スターターを務めた土屋太鳳
女優・土屋太鳳（24）が21日、東京・国立競技場で『ASICS FIRST RUN』イベントに登場した。
アシックスジャパン株式会社が東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開閉会式が行われる国立競技場（オリンピックスタジアム）内のトラックを抽選で当たった2020人が走ることができるというイベント。土屋のほかにも有森裕子、河合純一、隅研吾、室伏広治、田口亜希、野口みずき、フィッシャーズ、渡辺直美、吉田沙保里らゲストが招かれた。
観客たちと同じシャツにランニングウェアをあわせて会場に姿を見せた土屋。オープニングで土屋は、「生まれたてのこの国立競技場で走ることができて嬉しいです！みなさん一緒に楽しみましょう！！」と、観客たちに呼びかけ笑顔。
そして、まずは体を温めるためにほかのゲストと一緒にトラックを1周ランニング。続けて、国立競技場が新しくなって初めてのリレーが行われ、土屋、渡辺、隈でスターターを務めて盛り上げた。
その後、会場は15分ほどのフリーランとなり、土屋は隣にいた渡辺と何度も談笑したり、『フィッシャーズ』VS桐生選手の対決へは「生で観ちゃいました！」と、大興奮といった様子だった。
終了後には短距離走の桐生祥秀選手と土屋が囲み会見を行うことに。イベントの感想へ桐生選手は「チーム一丸となってジョギングできて嬉しかったです」といえば、土屋は「おめでたい感じというか。お祭りでいうと、お神輿をかついでいるような気持ちでした。本当に素敵な時間でした」と感想を。
桐生選手へトラックを走ってみて記録は出そうかとの質問が飛び、「きょうは全然そんなこと考えずに普通にイベントの気分でした」と、苦笑いしつつ「ここで走るんだなと思って、この場に立っていたので嬉しかったです。きょう入れてよかったです」。
土屋は実際にランニングしてみて「なんかすごくこう、走らせてくれる場所というか。高速道路というか、すごく新記録が出そうな雰囲気のある競技場だなって感じました」とのことだった。
体を動かすことへ土屋は「仕事の場所で、体を動かすシーンや場所があると、嬉しいんです。呼吸と体が一致する感じがしてスッキリしますね」といい、合わせて呼吸については「体の動きと呼吸の両方を大事にしていてそれがリラックスにつながっていると思っています。呼吸が浅くなってしまうことが多いので、深呼吸したり、ストレッチを多めにして」と、重要さを語っていた。
続けて、オリンピックにかけて、之までの大会の印象的な場面はないかという問いかけへ、桐生選手は「リオ五輪のリレーのメダルもありますし、個人で準決勝に行けなかった悔しさというのも思い出です」と、振り返り、土屋は「北京五輪の陸上のリレーが印象的で朝原宣治選手のアンカーの走りは印象に残っています」と、思い浮かべていた。
来年の東京2020大会の楽しみにしていることへ「全部です！」という土屋。「開会式は色んな国方がいろんな応援の姿で歩くので楽しみだなと思っています」といい、自身としては「私は職業は女優ですけど、表現できる立場に立たせて頂いていますし、小さい頃から陸上をやっていたり、スポーツに触れてくることがあったので、裏で支えになることが小さいことでもできたら」と、できる範囲で何か考えている様子だった。
ほかにもフィジカルで意識していることはないかとの問に「体は心の入り口というか、感情を入れる入り口だと思っています
寝不足が続くことがあるんですけど、体力が持つのは小さい頃からスポーツをやってきた積み重ねだと思います。いまも走ってますし体を動かすことは大切にしています」と話していた。
