『SKE48』の“じゅりな”松井珠理奈(20)が13日、新日本プロレス本社内で『WRESTLE KINGDOM 12 in 東京ドーム』スペシャルアンバサダー就任会見に登場し、司会は“タグチ監督”こと田口隆祐選手(38)が務めた。
新日本プロレスが2018年1月4日に東京ドームで興行する『WRESTLE KINGDOM I2 in 東京ドーム』。そのスペシャルアンバサダーにドラマ『豆腐プロレス』へ出演してからプロレスにハマっている松井が就任!今後は同大会のバックアップとして動画サイトや会場でのメッセージ紹介、ホームページでの応援メッセージ、東京ドーム大会パンフレットでのインタビュー掲載など、多方面での露出をしていくという。
今回の大会のキャッチフレーズとなる『みんなでプロレス!イッテンヨン!』のプリントされた黒のTシャツ姿で登場した松井。しかし、田口選手が紹介を噛んでしまいながらだったため「監督~!大事なところ!!」と、ニコニコと笑いながらのものに。
今回の起用に「緊張しすぎて手がしびれているくらい(苦笑)。すごく緊張と興奮で胸がいっぱいなんです。私は今年の1.4東京ドームで新日本プロレスを観戦して、新日本プロレスが大好きになって、数えたら15回以上会場にお邪魔させて頂いていて普段アイドルとして活動するための活力になっているんです。選手のみなさんが命をかけて、倒れても、倒れても起き上がる姿に、私もアイドル人生を重ね合わせたというか私もつまずいたり、嫌なことがあっても立ち上がって頑張ろうって思えたので時間があるかぎり会場に足を運ぼうと思って。プロレスに出会って強くなったのを感じているので、その感謝の気持ちを込めてプロレスを知らない方にも好きになってもらえるようにと思って」と、思い入れたっぷりなスピーチ。
その後、新日本プロレスリング株式会社で代表取締役会長の菅林直樹氏との調印式を済ませ、今回の大会のために考案したという、“1.4ハンドサイン”を初披露していた。
田口選手からは、この日着ているTシャツはどう着こなせばいいかという質問が上がり、「シンプルなので下に柄物とか明るい色を入れたらいいかなと思って、きょうは下をピンクにしました。それに、“タグチジャパン”タオルを合わせると緑で目立つので、ワンポイントとして可愛いかなって」とのこと。ここで、松井は実際にお手本を見せるため「タグチジャパンタオルを持ってきてるので、持ってきていいですか?」と10秒ほど“途中離席”し、うまく彩りを合わせていた。
記者たちからは、アンバサダーの話を聞いたときの感想を求められ、「最初はビックリしましたし、早くみんなに言いたいと思いました。もう隠さなくていいというのが本当に嬉しいです」と、公表できる日を待ちわびていたのだとか。
これだけの熱い思いがあるだけに、記者から「ツイートとかもプロレス大好き“感”を出して頂いて……」という声が飛ぶと、松井は「“感”じゃないですよ!」というほど。観戦スタイルも「すごいテンションになっちゃうんですよ。それで周りの方から『ハリウッド(JURINA)さんですか?』って声がかかったりするんですよ。なので私が大きい声で応援していても温かく見守って頂けたら」とのことだった。
そして会見の最終盤に田口選手が会見を締めようとすると松井は「ちょっと待ったー!最後に3つ言わせてください!」と、コール!「1つ!今年の1.4東京ドーム大会から1年が経ち、まさかの来年アンバサダーをさせて頂くことになりました。すごくすごく最高で感謝をしています!2つ!この感謝の気持ちを持ってプロレスを知らない方にも、しっかり魅力を伝えていきたいと思います!3つ!!とくにありません(笑)」と、プロレスのマイクパフォーマンスのように盛り上げてその場を後にした。