「GQ MEN OF THE YEAR 2022」セクゾら

キービジュアル

　『GQ MEN OF THE YEAR 2022』の受賞者が28日、発表となった。

　『GQ MEN OF THE YEAR』ジャンルを問わずその年に圧倒的な活躍を見せた方を称えるという趣旨で開催しているアワード。今年は授賞式を11月30日午後7時30分より開催となり、その模様は『GQ JAPAN』公式You Tube、Twitter、TikTokアカウントにてライブ配信を予定している。

　受賞者と受賞理由は以下。

　■メン・オブ・ザ・イヤー・ベスト・ラッパー賞 Awich
　ニューアルバム『Queendom』をリリースし、初の武道館公演も成功させ、ヒップホップ界のクイーンとして第一線で活躍。また今年5月15日、沖縄の本土復帰50周年の記念日にあわせて、『TSUBASA feat. Yomi Jah』をリリースし、音楽を通して沖縄の基地問題についても発信を行った。

　■メン・オブ・ザ・イヤー・ベスト・アクター賞大泉洋
　ドラマや映画、CM、バラエティと活躍の場を広げ、今年はNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で冷血非道な源頼朝を演じ、国民的俳優という名にふさわしい活躍を見せた。3年連続紅白歌合戦の司会に抜てき、12月2日に公開される話題の映画『月の満ち欠け』では主役を演じるなど、破竹の勢いで活躍を魅せ続けている。

　■メン・オブ・ザ・イヤー・ベスト・オーサー賞川上未映子
　短編集『春のこわいもの』の刊行に始まり、『ピーターラビット』シリーズ（全23巻）の新訳、そして、小説『ヘヴン』の英訳版がブッカー国際賞の最終候補（Shortist6作）に選出。また、2021年の7月24日から『読売新聞』の朝刊でスタートした連載『黄色い家』が今年10月20日に439回で完結した。世代や国を超えて、世界中にファンを広げながらも、そこに甘んじない姿勢に賞を贈る。

　■メン・オブ・ザ・イヤー・インスピレーショナル・インフルエンサー賞川原渓青
　右足の義足はファッショナブルな個性のひとつとして捉え、ダンス動画やチャレンジ動画をSNSにアップしてバズっているほか、インフルエンサーとして多くのファッションブランドのイベントからもラブコールを受ける。義足のもつイメージを変え、同じ葛藤を抱える人々に勇気を与えている。

　■メン・オブ・ザ・イヤー・ポップ・アイコン賞 Sexy Zone
　オリジナルアルバム『ザ・ハイライト』がオリコン週間アルバムランキングで1位を獲得、12月にはデビュー当時からの夢だった、東京ドームでのコンサートを含む『セクシーゾーンドームツアー2022 ザ・ハイライト』を開催。各メンバーが音楽、演技、バラエティなど、幅広いジャンルで活躍し、今年11周年目を迎え、ますます勢いを増している。

　■メン・オブ・ザ・イヤー・ベスト・コメディ・デュオ賞チョコレートプラネット
　長田庄平と松尾駿が演じる変幻自在のキャラクターと濃密な世界観でエンタメ界を席巻。テレビや単独ライブ、そしてYou Tubeとプラットフォームを縦横無尽に行き来し、笑いのスペクタルを繰り広げた。

　■メン・オブ・ザ・イヤー・ベスト・スポーツマン賞那須川天心
　6月にRISE世界フェザー級王者として、ライバル関係にある国内キック団体の王者・武尊（たける）選手と対戦。5万6000人を超える観客が見守るなかで行われた『世紀の一戦』に快勝し、無敗のままキックボクシングラストマッチを有終の美で飾った。『キックボクシング史上最高の天才』と称されるほどのキャリアに自らピリオドを打ち、ボクシングへの転向を表明し、さらなる高みを目指す。

　■メン・オブ・ザ・イヤー・ブレークスルー・アクター賞町田啓太
　テレビドラマ『ダメな男じゃダメですか？』、『テッパチ！』で主演し、映画『太陽とボレロ』といった話題作への出演が続いた。デビュー以来、ドラマ、映画、舞台と表現の幅を広げてゆく町田啓太に、ブレイクスルー・オブ・ザ・イヤー賞を贈る。

　以上。

　なお、12月1日発売の『GQ JAPAN』2023年1月＆2月合併号では、『GQ MEN OF THE YEAR 2022』受賞者インタビューなどを掲載。さらに、2023年2月1日発売の『GQ JAPAN』3月号では、『GQ MEN OF THE YEAR 2022』授賞式当日のレポートを当日の写真とともに掲載を予定しているとしている。

　※記事内画像クレジット
「GQ MEN OF THE YEAR 2022」Photographed by ogata_photo
　（c） 2022 CONDE NAST JAPAN. All rights reserved.